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内容説明
◆「モーレツからビューティフルへ」「不思議、大好き」「24時間たたかえますか」……。新聞・雑誌の広告やラジオ・テレビのCMを彩るキャッチフレーズは、それぞれの時代の空気を見事に映し出してきた。傑作・話題作の生まれた背景やそれらが呼びおこした社会的反響をふり返りながら、広告と世相とのかかわりを明らかにするユニークな名作コピー史。
◆今年創立55周年を迎える、世界最大規模のコピーライター集団「東京コピーライターズクラブ(TCC)」。中村禎氏や糸井重里氏、福里真一氏、梅田悟司氏など、数々の有名なコピーライターが所属する。TCCの歴史は日本のコピーライターにおける歴史ということも出来る。今回は55周年の記念事業として、TCCに属する先鋭のコピーライターたちの証言や膨大なアーカイヴ、著名コピーライターたちへのインタビューをもとに、時代を反映したコピーの歴史を振り返る。
◆広告に興味がある学生の方、商品開発の担当者、広告業界関連者におすすめの一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
11
コピーライター列伝。堪能!コピーライター59人のプロフィール、肉声からコピーの歴史がわかる。コピーを見れば「ああ、あの!」と思うけれど、作った人については、有名どころは知っていても、知らない人も多い。それぞれの人生とつながりが違う切り口で書かれている、とても引き込まれる文章。興味深く読んだ。CMの写真とコピーも小さく掲載。もう一度見たいものは多々あれど、その筆頭は「OTONA GLICO」。サザエさんの子どもたちが法事に集う。設定も配役も凄すぎ!中年になった彼らをもう一度見たい。2019/10/05
マネコ
3
日本のコピーライターの歴史を”ほぼ”まとめられています。あくまで裏方の人間で、コピーは有名でも作った人のことを知る機会は少ないと思います。考え方や人となりが分かり、コピー年鑑を再読したくなる一冊です。2019/10/26
tuppo
2
人には男女の別なく人間の心があるだけ。/俺たちのビジネスの根幹ってそこじゃない?自分を表現することじゃなくってさ。モノを売る手段の中に何かを加えられるおもしろさだよね。作家ではない。音楽プロデューサーとかと似てるんじゃない?あいつらも売らなきゃならないもんな。 2024/05/03
そらパパ
2
さらさら〜っと読めました2019/10/02
kaz
1
図書館の内容紹介は『広告文案家から始まった黎明期、経済成長とともに円熟し、独特の言語表現となった時代…。「コピー年鑑」を中心に、半世紀に亘る日本の広告を年代ごとにピックアップ。コピーライターたちの活躍とその歴史を振り返る』。内容紹介のとおりで、懐かしいコピーが嬉しい。 2020/09/06