集英社みらい文庫 真田幸村と十勇士

著者名：奥山景布子【著】/ＲＩＣＣＡ【イラストレーター】

集英社（2019/05発売）

• ISBN：9784083212956

内容説明

大坂夏の陣で、ぎりぎりまで家康を追いつめた、戦国の人気武将・真田幸村（信繁）。彼には、史実とは異なる「もうひとつの物語」が伝えられています。幸村と、彼の十人の家来たち（十勇士）の冒険物語は、江戸、明治、大正、昭和……と、長い間にわたって、多くの人々に愛されつづけてきました。幸村が得意な「あっと驚く」戦いかた。個性的な十勇士の活躍ぶり……。21世紀に新たによみがえったわくわくドキドキの物語、どうぞお楽しみください！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[かいと]

十勇士は史実とは異なる物語です。望月六郎は火薬のあつかいが得意とか十勇士にはいろいろな特徴があることを知りました。秀頼を薩摩へ連れて行くときに徳川にばれないで行けたのでよかったと思いました。

2016/03/03

[ベローチェのひととき]

真田十勇士についてよく知りたいと思い、ネットで検索して入手した本。小学生高学年、中学生向けの集英社みらい文庫であったが他に適切な本がなかったので読んだ。十勇士のことがわかって、とてもスッキリしました。架空の人物やモデルがいる実在の人物がいるんですね。猿飛佐助と霧隠才蔵は敵同士だと思っていたんだけど味方だったんだね。判官びいきの日本人は、家康嫌いの幸村好きが多いんだろうなと思います。

2024/12/06

[辺野錠]

児童書だから基本的に明るいけどほぼ史実通りに進んだり十勇士から死人が出たりとハードな部分はハード。史実と違う部分も最後に史実とこの話の年表が付いている親切構造。普通の時代小説だったら淀君辺りにばれて破綻しそうな最後の計画も成功しラストはそれなりに希望のある終り方なのに安心した。

2016/07/11

[ちゃみ]

大阪夏の陣の場面で４人の勇士が影武者となって戦死してしまったところが悲しかったです。

2016/11/21

[そらまめくん]

かっこいい十勇士がでてきます。ぜひよんでみてください。

2017/06/15