講談社ラノベ文庫<br> 魔王さまの育児休暇 ~人間の幼女を拾って育てます~

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講談社ラノベ文庫
魔王さまの育児休暇 ~人間の幼女を拾って育てます~

  • ISBN:9784065162118

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内容説明

魔界のみならず人間界や天界、果ては神界や精霊界にまでその名を轟かす魔界の支配者・ゼルレイン。その彼が突然「育児休暇を取る」と言い出した。突拍子もない発言に混乱する四天王たちを尻目に、ゼルレインは育児対象の人間の幼女・レンを連れ、颯爽と魔王城を出てしまった。ハーフエルフのアリーシャを従えて。世界征服をするように育児もこなしてやろう、と言う魔王の無茶な言動に頭を悩ませるアリーシャ。そして、育児休暇の場所は――人間界!? 人間たちに紛れて始まる育児生活はそれなりに前途多難で……。レン「へーか!」 ゼルレイン「なんだ、小娘」魔王と人間の幼女で紡ぐほのぼの家族コメディ、ここに開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたー

18
【試し読み】拾った幼女を育てるために育児休暇を宣言した魔王。ついでに人間界も征服しようとすることから始まるコメディ。最初のつかみが秀逸で、どんどん引き込まれてしまった。コメディ路線でだったのに、急にドラマチックになる幼女と魔王の出会いのシーンとかもうね。不要だからと捨てられた幼女のために世界を変えてみせると豪語する魔王が素直にカッコいい。試し読み以降も読もうと思う。2019/05/31

わたー

14
★★★★★試し読み以降も読了。最強な魔王様による、破天荒な育児モノ。気を衒わず、王道を直球でいく展開。今も昔も、世界を変えようとする理由は、泣いている少女に居場所を作るためというのが彼が臣下全てに愛される理由の根幹なんだろうなと。そんな魔王とその擬似家族たちとの物語をもっと読みたいので続刊希望。挿絵が私の好きな同人作家さんだったことに読み終わってから気づくという…2019/05/31

真白優樹

10
様々な世界に名を轟かす魔王が、幼馴染と共に人間の幼女を人間界で家族として育て始める物語。―――只一人の為世界を変える、理由なんてそれでよい。 ベタ惚れ幼馴染と夫婦漫才したり、勇者に振り回されながらも尊大に、自信満々に子育てをこなす。そんな魔王の雄姿に輝きを感じると共に、物語を軽やかな味へと仕立てている、芯から悪い奴がいない、まるで玩具箱をひっくり返したかのような賑やかな大騒ぎが心から笑いを引き出してくる、率直に面白い物語である。どんどん家族の輪が広がる中、平和的侵略はうまくいくのか。 次巻も楽しみである。2019/06/02

ささきち

9
【試し読み】やっと面白いと思える試し読みがきてわい嬉しい。ある日魔王は人間の娘レンを拾いレンを育てるために育児休暇を使って人間が住む領地に行き幼馴染も巻き込んで3人で暮らすほのぼのコメディ。義理娘系が好きだってのもあるんだけどキャラが本当にええんですわ、幼い子供のレンは育った村が寒村で親もいなかったから自分は捨てられたと言い村の皆はレンにごめんね・・・ごめんね・・・と言っていたと恨んでいないだから帰れないと泣くこともなく受け入れる。そんな彼女の言葉を聞いた魔王様が言う世界征服宣言! 2019/06/01

nawade

7
【試し読み】突然、育児休暇を宣言し、拾った人間の幼女を人間界で育てることになった魔王と幼女のほのぼの家族コメディ。育児のついでに世界征服もしちゃおうかというスケールの大きな魔王ゼルレイン、誰もが恐れる魔王の前でも物怖じしない幼女レン、そして魔王の幼馴染で自称婚約者のアリーシャの3人の凸凹家族。アリーシャは登場時には妄想癖のある痛々しい女だなと思っていたが、そのボケっぷりといい突飛な言動を繰り返す魔王を甲斐甲斐しくフォローしたりと、もう魔王の嫁はこの娘しか務まらないよねという気分になった。頑張れアリーシャ。2019/05/30

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