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内容説明
38歳で大阪府知事に就任し、数々の改革を成し遂げてきた橋下徹氏。大阪府庁1万人・大阪市役所3万8千人の職員、組織、そして国をも動かして結果を出してきた秘訣とは何か。年上の部下や並いる反対派をいかにして説得・掌握し、大阪の大改革へと舵を切ったのか、その手腕を初めて明かす。 ●「敵」はあえて側に置く ●リーダーと現場の仕事の切り分けかた ●チーム作りの「失敗の本質」……など、自身の経験や例を挙げつつ、具体的に解説。部下と上司を動かし、チームや組織を変える。今の時代に一番必要なのは、アイデアではなく「実行力」だ。橋下流「君主論」の全貌。 【目次】●第1章 まずは、人を動かす――実行のための人間関係、人事の要諦 ●第2章 本当に実行すべき課題はどう見つけるか――橋下流・問題解決のノウハウと、マインドの持ち方 ●第3章 実行し、信頼される人の条件とは――部下は結局、上司の背中を見て動いている ●第4章 実行のための「ビジョン作り」と「チーム作り」――結果を出す「仕組み」はこう作る ●第5章 上司を動かし、提案を通す――「トップの視界」を想像しながら仕事をする ●第6章 情報を制する者は、組織を制す――強い組織は、情報共有の横串がしっかり入っている ●第7章 日本と大阪を「実行できる組織」にするために――徹底的に考え抜かれた大阪都構想の実行プロセス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
373
最近YOUTUBEで橋本さんの論破動画を見るのがマイブーム。私自身は、都構想の良悪の判断は、色々と相反する情報に翻弄され、比較優位の検討を投げているので何とも言えない。しかし、数々の動画を観てこの本を読むと、この人の思考プロセスの一端は垣間見ることが出来、素直に頭がいいんだろうなというのは随所で感じる。敵対陣営に対して結構えげつない印象操作をしていたり、文章の締めの言葉が「~と自負しています」と連発していたり、こういうところが、嫌いな人からすると徹底的に受け付けないのだろうなというのもすごく良くわかる。2019/11/04
とも
106
裁判所のように両者の話を聞き、心証形成をして判断していく。という話がなるほどと思えた。 ビジョンだけでなく、具体的な実行プランを作って行く。 実行していく組織、システムを作って行くことが大切。 個人的にはとても面白くて、参考になった。 2021/10/04
なかしー
86
これほどまでに分かりやすく政治の話が出来る人を私は知らない。 本書はざっくりいうと大阪都市構想の住民投票と言う目標を掲げ、それの実現するために著者がどのように考え行動したかの記録である。 ターゲットは大阪在住の方、管理職は勿論、平社員が読んでも上司に情報共有や提案の仕方などのエッセンスが散りばめられている。 著者の溢れる自信と実行力、マインドセッド、人身掌握は読んでいて感服させられる。 読む前は「剛毅」なイメージであったが、細部はかなりフレキシブルさも持ち合わせている事に気付かされた。2019/11/30
あっか
77
橋下さんが大阪都知事時代からやってきたことがよく分かる本。府政でやってきたことを解説しながら、テーマである『実行力』と『リーダー論』を説いています(なので、深すぎ&遠すぎて興味を持てない話も…^^;)。とは言え、普段メディアを通してしか見られない世界は面白かった!理念・ビジョンと共に実行プランが大事、比較優位という視点、チームの中で決定者・権限者を決める、という点は今目の当たりにしていることもあり響きました。コンサルや某コメンテーターのことが嫌いなんだな、ということはよく伝わって来ました。笑2020/03/13
hatayan
72
大阪府知事と大阪市長を務めた橋下徹氏が語る理想のリーダー像。組織の人事は甘い友人関係ではなく仕事をやり遂げる人間関係で。対立する意見が出た場合は徹底的に議論させ裁判官の立場で心証を形成して判断。現状と新しいことを比較して「よりましな方を選ぶ」「よりましな方の問題点には目をつぶる」比較優位の思考を大切に。めぼしいニュースには目を通すだけでなく自分の意見を言えるように。無駄になるかもしれない準備でも完璧にしておけば認められるときがくる。大胆な施策が緻密な準備に裏打ちされていることに気づかされる一冊です。2020/06/30
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