歌舞伎はスゴイ - 江戸の名優たちと“芝居国”の歴史

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歌舞伎はスゴイ - 江戸の名優たちと“芝居国”の歴史

  • 著者名:堀口茉純
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • PHP研究所(2019/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569842578

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内容説明

【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます】世界に誇るべき、粋で自由な創意工夫の歴史! 歴代の市川團十郎はじめ、どんな名優たちが、いかに歌舞伎の世界を切り拓いたか? 「芝居」にかけた裏方たちのあっと驚くような「発明」や「工夫」とは? 江戸の歌舞伎の魅力と秘密が、当時の浮世絵をふんだんに掲載したカラー絵解き解説で、たちまちわかる! 珠玉のカラー新書。江戸時代、歌舞伎は、天下泰平を謳歌する庶民による、庶民のための娯楽でした。歴代の市川團十郎をはじめ歌舞伎のスターは、江戸の人びとの憧れの的であり、世界でも他に類を見ないオリジナリティ溢れる文化の発信源でもあったのです。歌舞伎発展の驚きの歩みから、歴代の名優たちの活躍、当時の芝居の愉しみ方、芝居小屋の裏表、物語の流行り廃りまで、やさしくディープに解説。歌舞伎の熱気と魅力がダイレクトに伝わってくる、楽しくてためになる一冊です。 ●第一幕 あなたはもう、逃れられない! 江戸歌舞伎の魅力…… ●第二幕 花形役者の活躍で追う☆ 歌舞伎の歴史 ●第三幕 芝居小屋大解剖! 蠱惑のバックステージツアー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

59
面白かったです。歌舞伎の魅力が凝縮していると言えるでしょう。歌舞伎は殆ど見たことがありませんが、この著書で歌舞伎の魅力を十分に感じることができました。何か機会があれば見てみたいですね。日本の文化はまだまだあるので、今後もシリーズとして出版されるのが楽しみです。2019/03/30

流之助

8
とても初歩的な知識を得ることの出来る本。カラー浮世絵が多数収録されているので舞台や役者のイメージもくっきりと浮かんでくる。「芝居国」という言葉があるほど芝居を愛し芝居を身近なもの、自分の世界として馴染んで暮らして生きてきた人々の姿を思うと、遠い世界のようだった歌舞伎が近く感じる。ただ、文章は平易かつ少し軽めなので人を選ぶ部分あり。♡とか☆とか(笑)とか出てくると物凄く興醒めする。滑ってる。2025/02/10

乱読家 護る会支持!

5
「芝居」は、客が芝の上に座っていたからで、主導権は客。「演劇」は明治以後に西洋戯曲が入ってからの言葉で、主導権は劇を見せる側。歌舞伎は「演劇」ではなく「芝居」で、ハレの日の非日常感を味わう。担げる縁起は全て担ぐ。 遊女歌舞伎は、幕府による風紀の乱れ抑制策として禁止。代わりに若い男性による若衆歌舞伎が流行る。歌舞伎好きの徳川家光の死後、若衆歌舞伎は禁止され、野郎歌舞伎が始まる。芸能として進化。 絵島生島事件で集客力低下。人形浄瑠璃など異業種とのコラボで人気回復。。。 2019/09/01

偽教授

0
情報の密度が濃い。良書2021/11/21

ワタナベ読書愛

0
2019年発行。お江戸に異常に詳しいタレントが、歌舞伎の魅力をテンション高く、資料多く、見てきたように語る入門書。本人の大好きなものを遠慮なく一方的に語りつくす。ハイテンションながら、読者の理解度に配慮してくれる。昔の芸能を「文化遺産」ではなく、現代のエンタメと同様に扱い、2021年を生きる人にわかりやすい語彙で表現。歌舞伎の表も裏も全部隅から隅までずずずい~っと満遍なく見学・体験した気分になった。歌舞伎や江戸の庶民のことをもっと知りたくなる。歴史に詳しくなくても、興味が持てるように書かれているのも愛だ。2021/05/19

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