内容説明
綾瀬大老・広野の目的は、「カナリア」耀の肉体を器にして現代に甦ることだった。自分の力への嫌悪から心を閉ざし、広野の侵入を許してしまった耀。広野を耀の肉体から追い出すために、有王は匠の助けを借りて耀の中へ入っていく。途中で行き過ぎる耀の心象風景――だがそれは、呪術に異議を見いだせない有王の迷いでもあった。「何が起こっても、おれはおまえの味方になる」そう説得する有王。果たして彼の想いは耀に届くのか!? 人気呪術アクションシリーズ、クライマックス! ※この電子書籍は集英社スーパーファンタジー文庫版を底本としております。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
3
図書館
ひーたろー
2
この本の主役はやっぱり有王なのだなと、実感。田原坂さん、いい人だなあ。橘高は結構な出費では…。でも、彼の財産からするとたいしたことないのか。真美夜さんのジレンマは…、いつかどこかで救われて欲しい人ではある。2014/06/09
みや
0
☆☆☆☆2000/02/19
punto
0
追記。2006/06/20
末森咲夜
0
ああ、この事件もやっと終わったなぁ…と有王と一緒に虚脱感に襲われた記憶があります。田原坂さんの存在にだいぶ救われました。萌えはないけど、毛利作品でもこれが一番好きです。【S図書館蔵書】2000/02/22