日本の部活(BUKATSU)

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日本の部活(BUKATSU)

  • 著者名:尾見康博【著】
  • 価格 ¥1,496(本体¥1,360)
  • ちとせプレス(2019/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784908736117

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内容説明

部活(BUKATSU)とは何か? 2年半の在米研究を経て帰国した心理学者が、日本の部活(BUKATSU)に感じた違和感とは? 勝利至上主義、気持ち主義、一途主義、減点主義という4つの主義から、日本の部活を取り巻く文化的側面と、関係する人々の心理・行動を読み解く。日本の部活への文化心理学的観点からのアプローチ。

目次

第1章 部活(BUKATSU)とは
第2章 勝利至上主義
第3章 気持ち主義
第4章 一途主義
第5章 減点主義
第6章 部活に凝縮された日本文化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

marcy

2
プロスポーツより大学スポーツ、さらに高校生と、もはやそれ以外の大人たちの感動ポルノと化している日本のスポーツ界を下支えするのは、ほぼ全員が競技家をめざすていで運営されている学校の部活である。戦いぶりや応援の礼賛、「体が名を表す」心身同一志向、「我慢も教育」説、体罰愛の鞭論ーー非合理的で精神論を振りかざし、耐え忍ぶことを美徳と植えつけられた部員たちは、未来の「望ましい日本企業の社員」である。企業って部活にそっくり、とうそぶいた私の見立てが学術的にも実証されたことに喝采。出版が一度頓挫したエピソードが光る。2021/07/15

SAHARA

0
部活。それは日本独自の文化。ブラック精神を植え付ける装置・システム。2021/12/13

しろ

0
「部活」という日本独特の文化の中で行われるものを、その非合理性に焦点を当ててまとめた一冊。スポーツや文化に親しむ場を誰にでも与えるという点で、たしかに部活は一定の役割を果たしているが、デメリットが多くあるということもたしかである。2020/08/22

サネマル

0
10代のトップアスリートの8割が10年後にはドロップアウトしているというデータがあることにびっくり。部活はとても良いけど、やり過ぎなのが問題だ。教師の中には自分の青春の続きをしちゃってる人もいるようなきがする。2020/05/10

padobure

0
勝利至上主義、気持ち主義、一途主義、減点主義の視点から部活を解説。解説というより、著者の違和感を述べている。先生からの目線というより、親からの目線でというのが近いかな。星3つ。2019/05/11

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