わるいおんなのこ(4)

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わるいおんなのこ(4)

  • 著者名:佐久間結衣【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2019/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065154243

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内容説明

私は私の絵を愛している。/葛城繭の凶行を止めるべく動き始めた教頭先生。そして女帝・咲良の一派も繭に対して揺さぶりをかけていく。あらゆる障壁を乗り越え、絵を描き続けてきた繭。限りない欲望が行き着く先、その最果てとは。男子禁制の女子校美術部を舞台に、悪徳百合物語は衝撃の結末へ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃむこ@読メ13年生

3
完結巻。教頭先生や副部長の取り巻きたちを犠牲にし、遂に繭と副部長との一騎打ち。繭が追い詰められるもなんとか勝利。完全勝利かと思いきや、これまで退場していた犠牲者たちが繭に復讐。そうじゃないんだよな〜、なんか求めていた結末と違った。2021/02/20

ゆうき

2
この作品のテーマはタナトスによってアートは創られるです。つまり、葛城繭は他人の精神を殺して絵を描く。しかし、それは繭自身が自分の精神はもう死んでいてそこを埋め合わせる為に絵を描く、タナトス、死の衝動を絵に昇華していたのです。2019/05/22

レオ

2
繭に心酔し、描かれていったのは繭の絵を好きだと思ったからなのかなあ?3年生の3人が繭のことを何とか(?)してくれると思ったんだけど、まさかの終わり方だったな…2019/05/11

おこげ

2
衝撃の結末、な言葉がそのまま当てはまるクライマックス。完全勝利を宣言したのもほんの束の間、無双を誇ってきた繭には教頭を以てしても敵わなかった。そんな繭は『個展』へ向けて着々と突き進む。咲良の腹心がひとり、真智にはマウントをとられるも口撃(物理)で打克ち、もうひとりの晶をも堕とす。それでも揺るがぬ咲良と、描くか描かれるかの一騎打ちを終えた繭の運命は…これぞ因果に報いた百合だったのだと読了。2019/05/08

紀和

1
最終巻。なんだか駆け足感があるなあ。気持ちのいい話ではないし結局勧善懲悪的な要素はなかったので読後感は悪いんだけど、続きが気になって最後まで。自分の作家買いに入ってる作家さんのひとり。2019/05/12

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