漫画アクション<br> メイコの遊び場 1

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漫画アクション
メイコの遊び場 1

  • 著者名:岡田索雲【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 双葉社(2019/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575853018

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内容説明

学校に通ったことがないメイコはいろんなことをよく知りません。だけど最近は昼間にいろんな遊びを教えてもらっています。夜はお父ちゃんに頼まれて、知らないおじさんを壊す仕事をします。左目の眼帯を外して……。1973年の大阪を舞台に、眼帯少女が男を壊して壊しまくる残虐エンタテインメント!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

71
メイコが昼間は同じ年頃の子供たちと遊び、夜は大人の心を「壊す」仕事をしている。舞台が西成や飛田新地あたりで、時代が1970年代なのに心くすぐられた。子供たちが空き地で遊ぶ描写にも郷愁があり、出てくる遊びが興味深い。各話、昼間やった遊びが夜の仕事に生きる構成は、気が利いている。「壊す」描写のシュールな怖さも昔のアングラ漫画ぽくって懐かしい。ただし、つげ義春の「ねじ式」の主人公めいた少年が出てきたり、いかにも狙いました、が見えすぎるのが難点。無表情ながら可愛らしさもあるメイコに魅力あるので続きは読んでみたい。2020/05/28

鱒子

60
1973年大阪。特殊能力を持つ少女 メイコ。善悪の区別が無い彼女は、依頼されるままターゲットに襲いかかります。そのやり方は、友達になった少年たちが教えてくれた遊びをアレンジしたものでした。——ジャンケン、なわとび、松葉相撲etc、懐かしの遊びがたくさん載っています。しかし、残虐の極み!超グロ!すごく面白いけれど、要注意な漫画です。2020/10/04

レリナ

21
これは意外と面白い、掘り出し物。メイコが子どもたちと遊んだイメージがそのまま精神世界に出てくるのが、面白かった。まだ謎が多い漫画だが、テンポがいいので読みやすく、話に入っていきやすい。メイコの能力が面白いので、毎回どんな人の壊し方をするのか、ドキドキする。ただし、少しグロい描写があるので、ご注意を。メイコがこのまま自分の能力を大人を壊すために使い続けるのか、気になる。絵が個性的なので、不思議な魅力がある。子ども達の遊びが密かに読むのが楽しみに。こんな遊びあったんだという発見がある。次巻に期待。2019/05/10

JACK

16
☆ 1973年、お父ちゃんと一緒に大阪に移り住んできたメイコ。彼女は学校に通っていないので当たり前の事も知らないのだが、近所に住む小学生アスマたちと一緒に様々な遊びを覚えていく。そんなメイコには裏の顔があり、お父ちゃんに頼まれて、知らない大人を「壊す」仕事をしている。メイコにとって、その仕事は遊びの延長。彼女の眼帯の下にある左目を見た者は彼女の心の中の世界に引きずり込まれ、彼女の残酷な遊びに付き合わされ、心を壊されてしまうのだ…。残酷な殺し方には惹きつけられます。2019/11/29

Bo-he-mian

14
表紙を見た瞬間、あ、これロマンポルノの『(秘)色情めす市場』('74)で芹明香が「ウチ、なんや逆らいたいんや」って言うシーンで座ってた、あの半円状の階段だよなぁとピンと来た。裏表紙は通天閣で、舞台設定は'73年だからドンピシャでしょうと思い、この作者も他の作品も知らずに買ってみたのだが、いきなり1ページ目が飛田新地(笑)。実は例の階段も飛田遊郭のすぐ近くに今でも残っている。階段の上の風景は、現在はこの表紙とは違い、ヤミ市跡のような飲食店街は取り壊されてしまっているが。で、作品的にどうかと云うと…(つづく)2019/05/03

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