内容説明
運命の出会いも、甘い囁きも、すべてはひとときの幻だったの?
出会ったばかりの男性とデートを楽しみ、おまけに一夜までともにするなんて、いったい私はどうしてしまったの?ランディは高鳴る胸に手を当て、自分をたしなめた。5年前の不幸な事故以来、人を信じられなくなり、住居も名前も変え、男性はおろか家族とも距離を置いてきた。だが、スペイン人のハンサムな富豪バジリオ・ペレスは、ランディの心を瞬時に開かせる特別な魔法を知っていたらしい。やがて彼女はバジリオを運命の白い騎士と信じ、愛し始める。彼に手が届くことはない。これは実らぬ恋だと知りながら……。
■『暴君の結婚宣言』に続く、スター作家ルーシー・モンロー渾身のドラマティックなロマンスをお届けします。大スター作家キャロル・モーティマーを彷彿とさせる鮮烈な筆致にご注目ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
読み友さんの感想が面白くて手に取りました。縁遠いけれど一応「家族」な異母兄たちの依頼で、「性悪」女子に対処するためスペインからアメリカまでエンヤコラやってきた男子と、よく男性不信にならなかったなあ…と思うぐらい辛い思いをしてきた女子のほぼ一目ぼれHQです。男子は色々しくじりましたが、根がいいやつなので憎めませんでした。お姉ちゃんとお義兄ちゃんがいい感じ♡2021/03/16
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
18
良かった~、良かった~、とっても良かった(☆∀☆) この薄さに、喜怒哀楽がびっしり詰まってた。なんなら、もうちょっとお話長くてもいいくらい(笑) そしてこのヒロイン、《暴君の結婚宣言》のヒロインの妹だったのね(@_@) かなりの後半でやっと気付いたわ(笑)2020/08/29