内容説明
いくら甘い言葉をかけられても、二人の住む世界が違う事実は変わらない。
大富豪のジェイクと出会って恋に落ちたエイヴリー。だが、実業家の彼はニューヨークでも有数の億万長者で、3週間の逢瀬で身分の違いを痛感し、自ら終止符を打ったのだった。半年後、エイヴリーは偶然ジェイクと再会してしまう。目立ち始めたおなかはすぐに気づかれ、僕の子かときいてくる。変わらずセクシーな彼は、その切れる頭で戦略を練っているみたい。でも私の子が、愛も温もりもないお金持ち家庭で育つなんていや。迷惑をかけるつもりはありません、と告げるエイヴリーに、いらいらした様子でジェイクは言った。「いくらだ？」やっぱり思ったとおりね、子どもまでお金で買えると思うなんて！
■情感豊かなロマンスで人気のスーザン・メイアーが、とっても豪華なシンデレラストーリーをお届けします。目もくらむほどの、お金持ちすぎる男性と恋に落ちたら、誰だって畏縮してしまうかも……？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
ヒロインの自己中心的な考えと行動に不信しか感じなかった。富豪は皆、甘やかされ、金に物を言わせると勝手に決めつけて、自分とは合わないと別れを告げ、妊娠も告げずにいたのに、いざ再会して妊娠が判明すると、自分の夢を叶えながら、子供自分の手元に置いておくための策を練るなど、狡猾で意地の悪いヒロインでした。ヒーローの家族が温かい目で見守ってくれているのに、頑として恩を受けようとしないなど、父親が冤罪を受ける原因になった雇い主と同じで融通も優しさも無く、あるのはヒーローに対する欲望ばかりでした。ヒーローに同情した。2019/07/21
mum0031
3
弁護士のエイヴリーと、大富豪のジェイク。 3週間の付き合いに、終止符を打ったエイヴリーだったが､半年後ジェイクと再会して妊娠に気付かれる。 何事も計画を立て､物事を進めていくジェイクと、エイヴリー弱者救済の為、地元で開業する事を目標にしていて、強引なジェイクに左右されたくない。 海外の、女性の物の考え方は皆こうなのか?自己中心的で、相手が歩み寄るのが当たり前と!!2019/06/04
