出版社内容情報
住宅購入のあらゆる不安がすべて解消できる1冊!ストーリーで住宅購入の流れを疑似体験でき、家を買
う思考法が手に入る!
内容説明
住宅購入となると、「マンションVS戸建て」、「変動金利VS固定金利」などの対立軸で人は議論をしてしまいがちです。しかし、正解は人によって違います。大事なものは、対立軸に惑わされずに「自分にとっての最適解を出すこと」です。
目次
第1章 家を買うのは意外とスムーズに進む?
第2章 伝説の不動産エージェントとの出会い
第3章 住宅購入のバランスシートで見えてくる現実
第4章 家族だからこそ、家のことでは意見が割れる
第5章 究極の問いは、どうして家がほしいのか
第6章 理想の家を見つける4つのステップ
第7章 家を買うのはゴールじゃない
著者等紹介
江口亮介[エグチリョウスケ]
株式会社TERASS代表取締役社長。2012年に株式会社リクルートに新卒入社し、住宅領域(SUUMO)の広告営業や商品企画に携わる。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーでの経営コンサルティング経験を経て、2019年株式会社TERASSを創業。「いい不動産取引はいいエージェントから」をミッションに、仲介領域のDXを通して不動産の売買体験を向上する事業を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べる
17
賃貸か持ち家か、悩んでいた段階で本書を手に取った。登場人物と一緒に考えながら小説として読むことができて、自分の考えも整理できた。必ずしも「住宅購入=終のすみか」として考えなくて良いと思えたり、借金を抱えるのではなく資産価値があると見て購入後の運用を考えたりすることができた。一番のポイントは「どうして家がほしいのか」を考えること。どんな未来を描いていきたいかをパートナーと話し合って決めていくこと。私の場合は、実際に内見へ行ってから想像をすることができた。購入したい物件にも出会えたので、本書を参考に進めたい。2024/10/16
とみぃ
6
★★★☆☆ 自身の住宅リテラシーが低いと感じていたため手に取りました。住宅補助を受けているため、賃貸vs購入の問題を先送りにしていましたが、本書を読んで自身のライフワークからどちらが向いており、購入時にはどのような流れで契約し、何がチェックポイントになるのかについて、ストーリーによる疑似体験を通じて楽しく学ぶことができた。著者は不動産エージェントなので著者に購入を押すつけやすい立場であることを警戒しながら読んだが、良心的に書かれていたように思う。私は住宅補助期間中は投資に回して資金を貯めたいと思う。2024/08/12
asaam
5
小説仕立てで読みやすかった。住宅リテラシーを高めることを目的に書かれたとのこと。事業会社、戦略コンサルから不動産分野で起業した著者の本で、正確で分かりやすい。 成功した事業家が書いた、その分野の素人の主人公に先生役の有能な人が教えて主人公が成長していく構成の小説。別ジャンルで読んだ似たような構図の本も良かったなと。2024/06/08
ラロッカ
3
ストーリー形式でサクサク読み進める。題名のとおり、住宅購入の知識でなくて思考方法について解説してくれている。東京都心部は住宅価格高騰で容易に購入できない水準であり、値段から物件を考えない思考法が必要になってきていると思うので、本書のようなアプローチは有益だと思う。2024/05/26
氷菓子
2
ストーリー形式で、家を買いたいと思ってからの流れを追うので、分かりやすい。急かすような不動産業者は避けたいけれど、もっと待てばいい物件が出てくるかもしれないからと先延ばしにし続けていると不動産業者から顧客としての優先順位を下げられてしまうのも事実なので、希望エリアである程度の基準を満たす物件が出たら購入を決断した方がいい。一生に一度でやり直しがきかないと慎重になりすぎずに、将来また住み替えるつもりで、その時に売りやすそうな資産性のある物件を選ぶのが良い。2025/02/16