- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
AIとビッグデータ、キャッシュレス社会、民族紛争に地政学、ポピュリズムから日本国憲法まで──。いま知っておきたい6つのテーマについて、歴史や経済、政治学の教養をベースに、わかりやすい解説で問題のみなもとにまで迫る。新聞やテレビの報道がより深く理解できるようになる、『おとなの教養』第2弾!
序 章 私たちはいま、どこにいるのか?
第一章 AIとビッグデータ──人間には何が残されているのか?
第二章 キャッシュレス社会と仮想通貨──お金はどう変わろうとしているのか?
第三章 想像の共同体──なぜ民族紛争が起こるのか?
第四章 地政学──地図から見える大国のホンネとは?
第五章 ポピュリズム──ブレグジットとトランプ現象をどう読むか?
第六章 日本国憲法──何がいま、焦点になっているのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
78
テレビでお馴染みの池上彰氏の教養に関する一冊。AIとビッグデータ、キャッシュレス社会、民族紛争と地政学、ポピュリズム、日本国憲法など、歴史や経済・政治学の教養をベースにわかりやすく解説。 お金とは何か。一万円札は日本人には一万円の価値が理解できますが、ジャングルの奥地ではただの紙切れに過ぎず、「共同幻想」で成立していると思い知りました。 またイギリスのEU離脱問題では、アイルランドとの国境紛争や金融空洞化など、EU離脱で課題になることが明白でしたが、その影にポピュリズムの影響ありと改めて認識しました。2021/06/29
十川×三(とがわばつぞう)
51
良書。▼教養を高め、ニュースの表面上ではなく、その歴史や背景と結びつけて自分の頭で考えられるようになりたい。▼氏が他著書で語っている部分も多かった。▼序章、ニュートンについて「ケンブリッジ大で学生に教える」とあるが、正しくは「講師の使い走りの雑務をする代わりに授業料や食費が免除される学生」では?▼2023年6月:再読②2021/08/07
けぴ
44
前作はいわゆるリベラルアーツと言われる教養の総論的本でしたが、今回は各論的な本。AIとビッグデータ、キャッシュレス、民族学、地政学、ポピュリズム、日本国憲法の6テーマ。特に後半のテーマは中東の宗教的な対立の背景、イギリスのEU離脱の理由、トランプが人気を得た理由、改憲の論点などが整理されていて分かりやすく興味深かった。2023/10/07
レモン
40
池上さんもダン・ブラウン読まれるのか、と親近感が湧いた。AIについてはまったく脅威とも思わないので軽く読んだが、ブレグジットやポピュリズムの章が興味深かった。地政学は以前読んだイラスト付きの本がとても面白く、記憶に残っていたので、本書の内容もするすると頭に入ってきた。2019年に刊行され、ウクライナ「危機」について触れられているが、まさか「戦争」になろうとは。現代史の勉強として、『世界の大問題』シリーズも読もうかな。2022/07/29
ホークス
39
2019年刊。教養という言葉には、家柄や学歴に似た特権的な響きがある。でも教養は必要だ。人間は暴力性を生まれ持つ。内なる支配欲や依存心をコントロールするには、自身の頭で考えていくしかない。教養は考える事を助ける。私も自分なりに、正気を保てる範囲で学びたい。本書は前作と違い、具体的な課題について考えている。民族紛争、地政学、ポピュリズムなど、人間が今直面している項目が並ぶ。著者はかなり公正な人だが、あくまで一つの見解として読んでもらうのが著者の望みだろう。今回も理解しやすさに感心した。2022/03/10
-
- 電子書籍
- 日本思想史事典
-
- 電子書籍
- わけありシングルママの再会愛【タテヨミ…
-
- 電子書籍
- みてや!小学生エムモトえむみの勝手きま…
-
- 電子書籍
- 男爵校長 (1) アクションコミックス
-
- 電子書籍
- 女王陛下の薔薇3 棘の痛み C★NOV…