講談社文庫<br> 逆島断雄 本土最終防衛決戦編2

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講談社文庫
逆島断雄 本土最終防衛決戦編2

  • 著者名:石田衣良【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2019/05発売)
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  • ISBN:9784065156070

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内容説明

氾=エウロペ連合軍の侵攻は半年後の春と予想されていた。だが敵の動きは予想よりも早く、戦闘訓練は駆け足で行われることに。そんな中で、佐竹宗八が「抗時間加速薬」による幻視で操縦者候補から脱落し、代わり鳥居国芳が加わった。さらに、逆島断雄が見た未来の幻視が現実となり、菱川浄児が訓練中に行方不明になってしまう。その穴を埋めたのは五王龍起だった。正操縦者・断雄を中心に新たに編成されたトップチーム7人で決戦兵器「須佐乃男」を操り、九州博多湾でついに敵上陸部隊の大軍を迎え撃つことになった。断雄たちは日乃元皇国を守れるか、それとも植民地にさせるのか!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

144
石田 衣良は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。逆島断雄シリーズ、全3冊、1500頁弱、完読しました。近未来SF青春戦闘訓練アクション巨編といった感じですが、著者の作品としては、残念ながら駄作の部類です。完結と言いながら、完結っぽくないので、続編を書かないようにお願いします。2019/06/17

Junichi Yamaguchi

32
『黒い疲労感』… シリーズ最終巻。 心が少年のまま身体だけが中年になってしまう悲劇を回想する。 少し短くなった少年、少女の未来に希望を願う。。2019/06/30

naolog

12
重厚だったのに、最後の最後が薄っぺらくあっという間に終わってしまった。なんだこのちゃちな感じ。戦争とはそういうものなのか。2019/08/21

ロボット刑事K

9
全4巻読了です。石田衣良氏の新境地とも言える作品で、少年少女が奮闘するストーリーは、面白いは面白いのですが、この内容でしたら4冊の長編にする必要はないのでは?某投稿サイトで連載されていたらしく、作者は当時ノリノリで書いていたのかもしれませんが、それをそのまま書籍化しても冗長なだけのような。忘れられ、出番がなくなったキャラ、せっかく準備したのに活かしきれてない設定、これから語られると含みを持たせたエピソード。みんなほったらかしで、消化不良です。☆3つで。結局一番活躍したのは須佐ノ男でなく、AIだったのでは?2021/07/08

HANA

9
ジョージがどうなるか気になる2巻。そしてそれぞれのキャラクターがどう将来を考え行動するか。実時間が短いだけに結構濃い展開で面白かった。色々解決していない部分はあるけれどそれはそれで。2019/07/08

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