内容説明
赤上との決戦に傷心する堂巡。彼を疑う朝霧は、その隙に疑う気持ちを強めることに。一方、城へ乗り込んだ雫石はヘルシャフトの真実を知り――!? メルの記憶、再燃する謎、全ての事象が重なり、戦乱は激化する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
堂巡の傷心に朝霧が疑惑を深め雫石がヘルシャフトの真実を知る中、帰る為の最後の戦いが始まる今巻。―――記憶と思いは巡りて廻る、その傍らで魔王として何を為す? 様々な謎と伏線が連鎖するように紐解かれ、最後の戦いへの流れが始まる今巻。 突き付けられた彼等の結末。傷を抱え立ち止まろうと時は止まらず。足を止めた堂巡は仲間に背を突き飛ばされ魔王として再び歩き出す。そんな最後の戦いへの流れが始まる巻であり、最後の謎が示される、全ての終わる予感が高まる巻である。最後の戦いの果て、帰還は叶うのか。 次巻も須らく期待である。2019/05/06
issei
2
遂にこの時が来たのねという1つの結末と、また先の楽しみをそうやって用意するのかという驚き。2019/08/01
きーん
1
めぐるちゃんという記憶喪失前の正妻が登場してすぐ死んでいった。悲しい。朝霧との青春和姦が青春してて良い。雫石と朝霧の2人が主人公サイドに付いて次が最終巻。楽しみだけど終わってしまうのが悲しい。2020/02/26