マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?

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マーベル映画究極批評 アベンジャーズはいかにして世界を征服したのか?


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内容説明

忖度なし! 誰も書けなかった本邦“初”の「マーベル・シネマティック・ユニバース」評論書。
期待すらされなかった無名のヒーロー映画から、世界を席巻する伝説が始まった!

予算わずか1400万ドル。かつて倒産の危機に瀕したスタジオと、ドラッグで人生を棒に振りかけた役者が、無名のヒーロー映画『アイアンマン』で起死回生のヒットを飛ばす。ここから、厳格な管理体制を敷くディズニーの下で、無謀なプランだったはずの「マーベル・シネマティック・ユニバース」は拡大していく。
ときにスタジオと役者・監督との間で軋轢が生じながらも、わずか10年でいかにして歴代No.1の映画シリーズとなったのか。MCUは、映画産業を、映像表現を、どう変えたのか。そして、映画のなかでヒーローたちはアメリカ社会の“何”と戦ってきたのか。
アメコミ映画の第一人者・てらさわホークが、『アイアンマン』から『アベンジャーズ/エンドゲーム』までのMCU22作品と、マーベル映画がもたらした功罪を徹底評論する。

目次

プロローグ

PHASE1
アイアンマン――なぜMCUはドラッグ漬けのヒーローから始まったのか?
インクレディブル・ハルク――漫画でなぜ悪い! コミック映画にのみ存在する美
アイアンマン2――ディズニーによる買収、クリエイターとの軋轢
マイティ・ソー――シェイクスピア劇とは似て非なる無邪気さ
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー――ウルトラ右翼という暗黒オリジン
アベンジャーズ――ヒーローたちはアメリカのトラウマと闘う

PHASE2
アイアンマン3――アメリカのヒーローとPTSD
マイティ・ソー/ダーク・ワールド――宇宙規模のボンヤリ超大作
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー――国家の論理/理想の正義、その狭間でゆれる
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー――銀河、そして観客の心をも救う奇人変人
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン――映像におけるヒーロー群像劇の限界への挑戦
アントマン――マーベル・スタジオズVS.マーベル・コミックス

PHASE3
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ――正気が狂気に取って代わる
ドクター・ストレンジ――マーベル公認のドラッグ・ムービー
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス――父の超克に執着するヒーロー
スパイダーマン:ホームカミング――隣人のために、隣人だからこそ
マイティ・ソー バトルロイヤル――ユニバースの歴史を捨てるラグナロク
ブラックパンサー――国境に壁を作るのではなく、開放する
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー――宇宙最大のホロコースト
アントマン&ワスプ――ヴィランという概念の消滅
キャプテン・マーベル――父権制をブッ飛ばすヒーロー

エピローグ