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内容説明
顔にはその人の健康、人格、運命などすべてが現れる。漢方医学の名医が観相について歴史や文化などさまざまな角度からアプローチを試み、人にとって顔が持つ意味を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青木 蓮友
13
さすがホンモノの先生は本当のことを言ってくれます、「相学だけじゃわからない」。とはいえ、アラフィフになってしみじみと「人間は見た目がすべて」と思うに至りました。耳や目の位置や顎の形だとかそういう持って生まれたものから観られる傾向と、靴がいつも汚かったり、待ち合わせにいつも遅れたり、自分話ばかりしたり、そういう気配をまとった佇まい。これも十分観相でしょう。そしてその原因のひとつであろう体感の健康の状態。漢方医学は信頼できる、西洋だけじゃ片手落ちだとあらためて思いました。全部繋がってる、当然に、否応無しに。2019/09/07
大先生
9
観相学（人相学）の本です。古くは源氏物語にも観相博士が登場するほど昔はポピュラーなものだったそうです。【基本は、①上停（額）＝２５歳まで②中停（眉間から鼻）＝５０歳まで③下停（鼻の下から顎）＝５０歳以降の三つに分けて判断。例えば①については額が広い方が吉相。他にも輪郭、ホクロ、ほうれい線で色々とわかる。丸顔の女性はあげまん】因みに私のほくろの位置を分析すると【若いうちは金に困ることがないが老後に金欠。色事で身を誤るおそれあり】と出ました（笑）この他にも韓国の整形事情や腸活に関する言及もあり楽しい本でした。2022/08/09
ジュリ
2
こういった顔の人は漢方的にはどういった症状なのか、といったことを知りたかったけど、そういったものではなかった。顔で運勢が決まると韓国や中国の人は考えていて、それで整形を受ける人が多いらしい。2020/05/28
Asakura Arata
2
観相術はあまり当たった覚えがないような気がする。しかし内面が変わると顔立ちも変わるというのは頷ける。患者さんが治っていくと、顔も変わっていくものだ。2019/05/30
ま
1
顔付きはその人自身をよく表すし、変わってしまう事も変える事も出来ると思う。良い顔だなぁと思ってた人を久しぶりに見たら全然良い顔じゃなくなっててびっくりした事がある。 食事によって人相、そして人生を変えられるという話がとても興味深かった。確かに、何となく素敵だなぁと思う人は食に趣を置いている事が多い気がする。後、観相と漢方医学の関係の話も為になった。 顔立ちを変える事は難しいから、せめて顔付きだけは良いものでありたい。2019/07/13
