はたらくすすむ(1)

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はたらくすすむ(1)

  • 著者名:安堂ミキオ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2019/04発売)
  • ゆれるコスモス!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/16)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065152027

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内容説明

定年退職後、妻に先立たれ、茫然とした日々を送る長谷部進。一緒に暮らす娘・美織に煙たがられたことをきっかけに、清掃員のアルバイトに応募するが…、そこは風俗店だった!お金のために裸でイチャつく風俗嬢にはじめは嫌悪感を拭えない進。だが、彼女たちのたくましく生きる姿には、40年間の真面目一徹なサラリーマン人生では得られなかった学びがあった――。定年新人アルバイトのチャレンジ、はじまる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

24
彼なりに懸命に生きてきた。けれども妻を幸せにできたとは言えないし、娘からも煙たがられているー。定年退職した元下着会社勤務の男が再就職した先は、水商売(ピンサロ)!妻としか経験のない、このかなりずれたおじさんが、ボーイ業務を通じて色々な人とお互いを認め合っていくところが素敵なお話です。性産業の描写にはギョッとしましたけど。2024/01/18

akihiko810/アカウント移行中

20
定年退職し、妻に先立たれた主人公・進が新たに申し込んだ仕事は実はピンサロのボーイ。最初は戸惑うも前を向いて誠実に仕事をしていく。 風俗業界を舞台にしたお仕事もの。進の誠実な仕事ぶりに好感が持てる。風俗業界で働く人々の機微を描いた、地味ながら良作。深夜ドラマ化希望2023/03/11

パンダプー

11
朝日新聞書評欄で気になり購入。ほのぼのしてるかな。フルーツ宅配便みたいなのを想像してたけど、もっとほのぼの。まだ導入の感じ。2019/05/19

8
4 作者初読。サラリーマンを定年退職後、ピンサロのボーイ兼清掃夫をすることになった初老男性の物語。風俗を利用したことのない真面目なおっさんと嬢たちの常識のギャップが面白いし、未体験かつ蔑まれがちな仕事に対して真摯に取り組み、やりがいを見いだそうとする主人公の姿勢には胸を打たれる。また、若い女性に囲まれる職場の中で、今まで家庭内の女性(妻や娘)に独善的に接してきたことを反省するが、妻とは死別し、娘には疎まれ、関係の修復が難しくなっていることも切ない。ペンネームは男性的だが作者は女性のよう。さもありなん。2019/04/25

辺野錠

5
定年退職した主人公が新たに申し込んだ仕事は実はピンサロのボーイで最初は戸惑うも前職の経験で次第に一目置かれるようになり主人公も彼女たちと打ち解けて親身になっていくというのがユニークで良かった。悪い人や暗い雰囲気がなかったのも良かったポイント。主人公はこれまで考えていなかったことに気付かされるけどそこから関係が冷めている娘や亡くなった妻とのわだかまりが解けるきっかけになればいいなと思った。2020/10/25

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