内容説明
※新たに書き下ろし番外編『本音が知りたい』を収録した
リニューアル文庫版の発売記念で特別価格を実施中！！
※新刊３巻は文庫版のみの発売となります。ご了承ください。
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※電子版は書き下ろしショートストーリー『クラーク様の日記帳』の特別付録つきです。
※第一章「妃教育から逃げたい私」の途中までお楽しみいただける無料の〈試し読み増量版〉もあります。
王太子・クラークの婚約者・レティシアは、
ある日クラークが別の令嬢を連れている場面を目撃してしまう。
「クラーク様が心変わり…ということは婚約破棄！ やったぁぁぁ！！」
娘を溺愛する父侯爵のもとでのびのび育ってきたレティシアには、
厳しい妃教育も、堅苦しい王太子妃という地位も苦痛だったのだ。
喜び勇んで田舎の領地に引きこもり、久々の自由を満喫していたレティシアだが、
急にクラークが訪ねてきて恐ろしい宣言をする。
「俺たちまだ婚約継続中だから。近々迎えに来るよ」
――何それ今さら困るんですけど！？ 私の平穏を返して！！
自由な生活を諦められないレティシアは、逃亡を企てるが…
絶対に婚約破棄したい令嬢 VS 何がなんでも結婚したい王太子
前代未聞の攻防戦ここに開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひでちん
19
久々のラノベ＆筆者初読｡舞台は架空の王国｡同国の田舎町で両親に溺愛され､伸び伸び育つレティシア嬢｡だが7歳の時､突然王子の妃候補になり､王宮で堅苦しい生活を送るが､17歳に成長した某日婚約解消され､喜び勇み帰郷するが‥‥という物語展開｡ 今作主人公は美人描写も､イケメン王子や御曹司等に何故か見初められた普通の女の子が､周囲のやっかみを受けながら徐々に恋愛関係になる物語は､少女漫画やらドラマやらで､昔っから獅噛んで獅噛んで獅噛み尽くされた設定だが(笑)､この設定自体は嫌いではない｡2025/04/01
陸抗
19
漫画の続きが気になり。十年間続けた王太子妃教育から逃げたいレティシアと、ひたすら追いかけてくる王太子クラークの、ドタバタコメディ。脱出方法はかなりとんでもないことやってるのに、それすら上回る捕獲用っぷり。レティシアの兄を狙うぶりっ子とか、恋に恋するとか言ってた割に現実的なマリアとか、周りの人達も楽しかった。誘拐犯は、色々頑張れよ。2021/03/23
かおりんご
17
小説。漫画にハマって、こちらに手を出しました。最後の方は、さらさらーっと流し読み。途中でお腹いっぱいになってしまいました。2021/04/25
ｱｶﾂ04号
16
コミカライズ既読。コミカライズ以上にレティシアが良く逃げ出し、クラークが良く追いかける（ややストーカーじみている）。どうしてこの話があの漫画になったのか（褒めてます）というくらい糖度は異なるが、終始テンション高く楽しく読んだ。あとがきにもあるように、シンプルにコメディだけなので、ラブを求める人には物足りないかも。メイン二人以外のキャラも良いキャラで、2巻は兄とブリアナ嬢の話らしいので続きが楽しみ。ルイ王子とマリアの話も今後あるのかな？（5/15-18）【2021-22】2021/05/18
リディア
15
WEBにて楽しく読了です。とにかく逃げるヒロインのパワーが凄い。追うクラークの溺愛振りも楽しい。けれどそんなにヒロインLOVEになるほど魅力的かな？って思ってしまった。図書館本が沢山はいったので２巻はちょっと後で。2020/09/19
