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内容説明
仁兵衛は黒ねこまたとともに京の町を守る岡っ引き。最近、彼が気にかけているのは国を追われ仇討ち帖にのる朱鞘の浪人の三好。さらに、三好を討つため竹馬の友・木下が現れた。武士としての生き方を目の当たりにした仁兵衛は…。一軒に一匹憑いています。優しい“ねこまた”たちと時代を懸命に生きる人々の物語!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
52
ああ、三好さま・・・。親友・木下さまに討たれる宿命を受け入れるのか。ちょっと正体不明な木下も、なかなかの好漢だった。悔しくて切ない幕引き。白ねこまたは三好を想いながら木下と共に去った。先に『アタリ』を読んでいたから、ねこまたたちの生き方も判ってはいたが、やはり生きる時間の流れが違うというのは辛いものだなぁ。2021/06/29
せ〜ちゃん
26
★★★★★ 登録14000冊目は大好きな琥狗ハヤテさんの大好きなこのシリーズで♡ 作者&シリーズ買い♡ 泣きました…後から後から涙がポロポロ出てくる、そんな余韻です。 優しく可愛いねこまたに癒される反面、武士の信念を強く感じる1冊でした。 2020/07/13
しましまこ
20
三好さんの旅の終わりがまさかこんなとは。2019/04/18
那義乱丸
16
この巻でもまたねこまたたちに癒された。黒ねこまたはもちろんのこと、白ねこまたも純粋で健気でたまらなく愛おしい。黒ねこまたと白ねこまたの微妙な交流がまた微笑ましくて。そして、メインは三好のお話。辛かった。悲しかった。かつての主君の最期の使命を果たそうとしているだけの三好を仇と追うのは…。戦はなくても仇討という名の殺人がある江戸時代。でも、これはあまりにひどいよね。高久と木下の友情と、どちらも死なせたくない仁兵衛と寺島の思いが胸に来た。そして、結末には滂沱の涙。白ねこまたの想いが高久に届いてよかった…。2019/05/16
那義乱丸
12
最終巻読む前に再読。三好視点のお話もあり。お家騒動の口封じのための仇討ち。主の命に背けぬ討主・木下と仇人・三好は竹馬の友。その結末に滂沱の涙だった。三好と白ねこまたの邂逅あり。それは仁兵衛にねこまたが見えるようになった経緯に通じている…。琥狗さんのあとがきが胸にしみた。2020/11/03
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