内容説明
「エンドアの戦い」で、反乱軍が劇的勝利をおさまり、五年が経った。平和を取り戻していた宇宙に、ふたたび暗雲が立ちこめる。帝國の新指導者は、未知領域で無数の戦功をあげたスローン大提督。青い肌に赤い瞳、帝国軍ではめずらしい、エイリアンのエリートは、その機知を生かした戦略で、新共和国へ逆襲をはかる。ダーク・ジェダイのシボースと、フォースを無力化にする「イサラミリ」を味方に、ルークと、双子を妊娠中のレイアを追いこむ！！※本書は1992年竹書房文庫より刊行した「スター・ウォーズ 帝国の後継者〈下）」と同じ原書とする、新訳版となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
10
前巻の上巻に引き続き下巻である。壮大な冒険活劇が非常にテンポよく悦楽的に書かれている。帝国と反乱軍の戦いが壮大に描かれており、込み入った人物の関係が面白い。レイア姫一行は、無事に帝国の手を逃れることはできるのだろうか。大人でも、子供でも、入りやすい文体で、速読をしやすい本のシリーズである。にしても、どの作品を読んでも、ファルコン号が、魅惑的。操縦士になりたいです。2019/04/17
Y
1
上下巻続けて読了。旧訳版は未読で、スローン大提督の物語も『反乱者たち』でしか触れていなかったので楽しみにしていた作品です。後のスピンオフのみならず映画にも登場する設定が所々で見られ、後のシリーズに与えた影響の大きさを感じました。スローンの有能さは初登場した今作で既に存分に発揮されていたんですね・・・。新訳でスローン三部作が揃う事に期待。2019/05/04
黒猿
0
レイアはノーグリ人に狙われ、ルークはマフィアカルデに捕まり、彼を恨むマラニ(帝国のスパイ、ジャバザハットのダンサー)と帝国のスローンから逃れるため逃走。カルデに会いに来たハンがルークと合流し、カルデと共同で対抗。スローンは撤退し、元ジェダイのクボースの元へ。レイアからエンドアの英雄、共和国のアクバー提督が反逆罪で捕まったとの報が。2023/01/03
