文春文庫<br> 食べる私

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文春文庫
食べる私

  • 著者名:平松洋子【著】
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2019/04発売)
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  • ISBN:9784167912635

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内容説明

食について語れば、人物の核心が見えてくる。樹木希林、ギャル曽根、宇能鴻一郎に堀江貴文らが語る、豊穣なる食べ物の話には、人生も文化も家族もある。小説のような対話集。

「おいしいものは無駄」(デーブ・スペクター)、「レシピは、人格が出る」(土井善晴)、「山に登るときは、わさびと海苔がマスト」(田部井淳子)。女優、作家、スポーツ選手、経営者ら各界で活躍する29人が、思い出の味や好きなメニュー、さらには食にまつわる幸福と孤独の原点について、誠実にありのままに語る。

【本書に登場する面々】
デーブ・スペクター/林家正蔵/ハルノ宵子/黒田征太郎/ヤン ヨンヒ/伊藤比呂美/ギャル曽根/美木良介/土井善晴/辻芳樹/松井今朝子/安藤優子/ジェーン・スー/渡部建/光浦靖子/堀江貴文/大宮エリー/高橋尚子/吉田秀彦/高橋大輔/田部井淳子/山崎直子/畑正憲/小泉武夫/服部文祥/宇能鴻一郎/篠田桃紅/金子兜太/樹木希林

解説・岩下尚史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

26
図書館本。『オール讀物』の連載「この人のいまの味」をまとめた本。<食べ物について語れば、人間の核心が見えてくる>と書かれているように作家、落語家、スポーツ選手、料理研究家、女優など登場する29人にそれぞれにしっかりと個性があり、読み応えがありました。あとがきでも書かれているように第1回目はデーブ・スペクターと決めていたそうで、彼の「おいしいものは無駄。お座敷もフランス料理のコースも、時間が長すぎて耐えられない」というのは 実にらしくて、確かに初回にピッタリだなと感じました。2020/05/18

naotan

13
対話相手の豪華さに引けも取らず、話を聞き出しまとめ上げる手腕に舌を巻いた。料理が苦手で家事が苦痛な人にとっては、救いになる一冊かもしれない。2019/05/07

マッキー

12
有名人との食にまつわる対談本。人によって食事に対する価値観って全然違うのだな、と思ったり。逆に価値観の違うもの同士で分かり合えることがないからこそ同じ価値観や味覚、食の好みを持つ人が希少に&大切に思えるのかもしれない。2019/12/08

ごいんきょ

11
食にまつわるインタビュー2019/09/25

ふじこ

8
〈いろんな記憶がつきまとうからこそ、食べものは忘れられないものになるのだと思います〉エッセイストの平松洋子さんが29人と「食」について語り合った対話集。綺麗に食べる大食いギャル曽根さん、料理家のサラブレッド土井善晴さん、宇宙食を通して「作りたて」の尊さに気付いた山崎直子さんなど興味深い話ばかり。特に印象に残ったのは刑務所生活で30キロも体重が減った堀江貴文さんの話。仕事中とは一変して食べものの話になると急に子どもっぽくなる、不思議な魅力を持った人だなあと感じました。ああ、お腹すいてきた。2019/05/15

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