天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下) - 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

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天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す(下) - 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

  • ISBN:9784478107621

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内容説明

カジノで勝ちすぎて毒殺未遂、投資で勝ちすぎてガサ入れ! ブラックジャックの必勝法「カード・カウンティング」を開発し、オプション投資の「ブラック=ショールズ・モデル」をブラックとショールズより先に考案した「クオンツの始祖」の破天荒すぎる人生。成毛眞氏、山崎元氏、ナシーム・ニコラス・タレブ絶賛!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

121
アメリカ人が読むとかなり面白い感じなのでしょう。今回はウォール街での話が中心となります。読んでいて結構興味深く感じるのですがどうも自慢的なところが鼻についてしまいます。一般の人にもわかりやすく書かれているのですが、第三者のよく理論などを知っているひとが書かれた方が客観的にまた理論などもうまく説明されてくれるような気がしました。2020/02/02

R

30
いよいよラスベガスから、ウォール街へ、カードゲームからマネーゲームへと数学を駆使する舞台を変えた教授の快進撃というか、その姿が記されていました。最終的には数字が絶対で、そこを間違えなければ儲かるのだというのが、ごく当たり前に語られていて、この本で投資やギャンブルに強くなれるのではなく、そういう人の伝記なのだと読まなくてはならないと思った。当たり前のように複利の強力なパワーと、運用利益をどう考えるか、ちゃんと数字で求められるかを考えさせられる、いい本だったと思う。2019/10/20

DEE

16
前半でのカジノを攻略する内容から金融の話へと移る。 分かる人にはいよいよ大詰めという感覚なのだろうけど、自分はあまり知識も興味も持ち合わせていないので、バブルの狂乱とその後の凋落の様子を物語として読む程度。 著者は確かに天才なのだろうけど、常に誰も目に留めていないようなことに目を向けるという姿勢がものすごく優れているのだと思う。常に疑い、常に考える。言うは易し、実践し続けるのは難しい。2020/05/07

masabi

14
【概要】エドワード・ソープがヘッジファンドの運用に乗り出し、ファンドを清算するまでと資産運用に関してが中心となる。【感想】市場の非効率性をとことん追求してきた筆者も大衆向けにはインデックス投資を勧めることを踏まえると、富をもたらす歪みやエッジは小さくなっているのだろうか。マードフの大規模のねずみ講、ヘッジファンドの華々しい結果のからくり、証券会社が客の注文に合わせて売買するなど、ウォール街もカジノとは違った不義や不正にまみれている。 2020/11/20

moto

11
上巻では、ラスベガスでカジノを打ち負かすという内容でしたが、今度は場所を移してウォール街でヘッジファンドを運用する内容です。 投資をする人なら下巻の方が参考になるかもしれませんが、裁定取引など個人では難しい方法であることや現在では有効性が薄れている手法なので、そのまま活かせる内容ではありません。(当たり前ですが) ただ考え方として参考になる部分は多く、昔の金融市場やヘッジファンドの雰囲気などを知ることができるので、楽しみながら読めると思います。2019/05/23

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