内容説明
すべては、行き場のない愛と死からはじまった……。北方の小さな町の旅宿<白羊亭>にひきとられひっそりと暮らす少女、ポーシア。彼女はじつは、おのれの過去を知らず、愛する者を失い、たったひとりこの世に放り出された<灰かぶり(ドルー)>――秘薬<薔薇の灰>のこどもたち――だった。正体が露見すれば不死の怪物として忌まれる身に、謎の追っ手がつぎつぎ忍びよる……。新・伝奇ロマネスク! ※イラスト・あとがきは収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みとん
6
再読ですが、以前は高校生の時あたり?記憶にはありませんが、本棚にはありました(笑)『S黄尾』シリーズが好きだった延長で購入したんだと思います。非力でか弱そうなポーシアちゃん。1年半の記憶しかないが、優しい宿屋の夫婦と暮らす少女。そんなポーシアには誰にも言えない秘密が。ある日、ポーシアそっくりの少女を探す青年や、怪しい男がやって来て、怪しい男が衆人の前でポーシアの秘密を暴いてしまい・・・。本棚の整理をしているので、シリーズ完読したら、処分か保存か決めます。まだ序章なので決められない!でもポーシアかわいい!2016/05/01
たま
1
続き物の序盤ゆえに、物足りなさを感じた。続きが気になる世界観ではあるのだが、面白いとは、まだ言い切れない。2014/12/07
龍田
1
友人からの借り本。2012/07/09
ぽぽりん
1
ウーロン姫とかダナーク村とかしか読んでないのでこの雰囲気は意外。世界観自体は納得できるけど。こんな重い感じ書いてたのかと。でもお話は好きです。イラストも合ってると思う。これもシリーズとしては短くて全4巻なんだけど、これはちゃんと終わるよね?ナーシア=ポーシアだと思うけど違うのかな?まあ、ちゃんと終わればわかるだろう。2011/09/20
サラ
1
<薔薇の灰>、<灰かぶり>などの造語が素敵。こういう作風のが好みだなー。2010/04/13