夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

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夜ふけに読みたい 不思議なイギリスのおとぎ話

  • 著者名:和爾桃子【編訳】/吉澤康子【編訳】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 平凡社(2019/03発売)
  • 輝く春を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582838022

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内容説明

「ジャックと豆の木」「三匹の子豚」など、日本でもおなじみのおとぎ話を外国文学の翻訳で定評のある二人が新たに編集・翻訳。大人も子どもも声に出して読み楽しめる一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

82
有名なお話は勿論、初読の話も沢山収録された、大人も子供も楽しめるおとぎ話集。子供の頃絵本で読んで憧れた、ロッキングチェアに座る優しいおばあちゃんが暖炉の温かいリビングで読み聞かせてくれるお伽噺がある光景。あの頃の気持ちを思い出しながら、大人になりうろ覚えとなった懐かしいお話と再会する歓びと、こんなにあっけなく酷いお話だった!?と驚愕する想いを行ったり来たりで、幾夜の夜更けを楽しむつもりが一気読み。夜更けどころかニッポンの夜明けぜよを迎えてしまった。(続↓)2019/03/28

アルピニア

67
イングランド地方の話を中心に19の話が掲載されている。各話を子供用、大人用、むつかしさ、残酷シーンの有無などで分類している。読み聞かせなどの参考にするのだろうか。赤ずきんやジャックと豆の木、三匹のこぶたなど知っている話もあったが、初めて読む話が多かった。日本の昔話でもそうだが、知っている話でもいろいろなバージョンがあるのだなぁと楽しみながら読んだ。途中に出てきた「物語の豆知識」では、赤ずきんの狼の由来や、リア王の元ネタのことなどが書いてあって興味深かった。2019/05/18

64
イギリスで千年以上前から語り継がれてきたおとぎ話。誰もが知っているような有名な話、知っているものとは少し違う話、それから、全く知らない話まで。やっぱり国は違ってもおとぎ話って面白い。中には残酷なものもあったけれど、それも含めておとぎ話なんだなと思う。タイトルに「夜ふけに読みたい」とあるのもいいな。寝る前に子供たちに読み聞かせるため、あるいは子供たち自身に読んでもらうためか、一つ一つの話はとても短い。それでも、その中には面白さがぎゅっと詰まっている。少しだけ子供に戻ったような気持ちで楽しみながら読んだ。2019/07/11

ひらちゃん

63
夜更けに?という事で夜寝る前に一話ずつ読みました。お馴染みの「ジャックと豆の木」や「赤ずきん」から初めてのお話まで様々。「赤ずきん」はグリム童話じゃなかったかしら?ショッキングな所で終わったけど、助かるバージョンは後日作られたのかしら?疑問もあったけど残酷なものから、痛快なものまで楽しみました。「トム・ティット・トット」が懐かしかったな。2019/07/05

羽雪*hane**

49
短いおとぎ話が19話。私は神話が好きでおとぎ話はあまり得意じゃなかったことに、読みはじめてから気づく。綺麗な挿し絵とともにすんなり読みやすいものもあったし、それでもなかなか入ってきづらいものもいくつか。なにも考えずに頭を空っぽにスッキリさせるためとか、夜更けに軽い小話が読みたいときには良さそう。2019/12/17

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