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内容説明
母を亡くして以来、何も話さなくなってしまった少女・凛々は、母・ゆりかの双子の姉妹・のばらの家に住み、そこを訪れる人々たちとの触れ合いの中で、少しずつ自分を取り戻していた。しかし実は、飄々として見えたのばらのほうが、ゆりかを一心同体と思うあまり、依然、心に大きな喪失を抱えたままで…!? 愛する物の喪失と向き合う、心の再生物語、完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
11
のばらとゆりかとおばあちゃんの三人の美しく閉じられた世界が少しずつ変わってゆく、のばらの恐怖が伝わってきました。それが外から見れば健全なのですが。凛々ちゃんと最後にきちんと向き合えてよかった。紺野キタさんの描かれる少女達、女性達がとても好き。2019/04/30
幸音
6
完結。終始夢の世界のようにふわっとしていながら閉じられた世界観だっただけに、のばらの狂気というか、執着が際立っていたように思う。ゆりかの真似をして髪を切るシーンが怖かった。凛々自身ではなく、凛々の向こう側にいるゆかりを見ていたのばらだけど、向き合うことができて良かった。2019/04/06
へへろ~本舗
3
作者買い。よく考えたら一巻はネットで時々読んで買ってなかった。2019/03/24
玉野ゆうき
2
のばらは、凛々の母ゆりかとの”2人の世界”が続く事を望んでいたが、ゆりかは外の世界に。 のばらは、ゆりかの特別な存在になる凛々を呪うくらい、ゆりかに依存していたんですね。それなのに、凛々の中にゆりかを見ちゃうんだ!それ程までに、ゆりかを求めているんですね。重度の依存症と云いますか、喪失感の中で生きていた のばらが痛々しい。 ゆりかは凛々の母であり、のばらにとって双子の半身。 忘れてはイケナイ存在だけど、 のばらと凛々、どちらも傷を癒して前に進んで欲しいと思った。2021/05/31
こころのかおり
2
2巻まとめ読み。紺野先生の描く少女って、なんでこんなに美しいんだろ。秘密って言葉が似合う。途中息苦しくなるような展開もあったけど、良い方へ向かっている終わり方で安心した2021/02/26
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