内容説明
成功するのに必要なのは努力か、才能か。
天才はどういう状況で育ち、どのように業績を作っていくのか。
カリフォルニア大学の天才研究の世界的権威が【天才の出現条件】を探る。
「分野をひとつに絞るか、幅広い関心を持つか」「第一子か、末っ子か」「完璧主義か、失敗を繰り返すか」など
天才を相反する9つの観点から見ていく。
歴史に名を残す人々の思考・行動・環境を追い、創造性を開花させよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルル
12
天才が多角的に考察されています^^自分の周囲で思い浮かぶ自分にとっての「天才」さん、また、自分はどうなのなろう?とつい対比をかけて読んでしまいます(*^^*)2019/07/02
evifrei
6
一種のラベリングではあるので読み物として。内容としては『天才』に纏わる様々な議論についての調査を横断的に示した書籍。穏当な結果に落ち着く事が多いので、読みやすくはある。特に興味を持ったのは、通常人なら目眩がするような激動の時代に天才は発生しやすいという点と、ある程度精神の病と天才の間には相関関係がみられるが、どの程度の相関関係を示すかは職業によって異なるらしい点だ。天才と表現される人達でも詩人より自然科学者の方が精神の健康を保つことが多いらしい。創造性には様々な文明や分野との交流を持つことも重要との事だ。2019/10/22
こうじ
6
「天才」とは何かを多角的に語っている本。“Nine Paradoxical Tips on How You Can Become a CREATIVE GENIUS”という副題にあるように、真面目な内容だけど、楽しんで読める内容。実は知性と功績の相関関係は大きくなく、遺伝の関係でいえば創造的天才に関わるのは、知性よりも「経験への開放性」という性格というのは面白い視点。そう言った意味では、若い頃から多様な経験をすることは、創造的な人間になる可能性が高いと説明されたことになりますね。2019/09/26
村祭り
5
flierにて。 創造的天才に関わるのは、知性よりも「経験への開放性」という性格だと考えられる、といくのは、その通りだと思う。2019/10/05
☆ツイテル☆
3
フライヤー2021/10/17