KILLER APE(1)

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KILLER APE(1)

  • 著者名:河部真道【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 講談社(2019/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065144336

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内容説明

人工知能が極度に発達した22世紀末。突如、謎の飛行体「GAYLA(ゲイラ)」によってすべてのAIが停止した。人間の兵士すら一人もいない世界で、戦争勃発の危機を予知した大企業は、兵士の養成を決意。主人公・坂本哲平は「人が人を殺す」技術を学ぶために、歴史の中の戦場に飛ばされる。ミッションは「ナポレオンとの決戦」!? 『バンデット』の河部真道が放つ、驚天動地のSFバトルアクション開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サケ太

19
今最もオススメしたい漫画。未来、国という枠組みが無くなり、人は戦争さえ機械に任せるようになった。しかし、謎の飛行体によって全てのAIが停止。そんな中、兵士に成ろうとしている青年サカモトが放り込まれたのは、ワーテルローの戦い。サカモトは終始ろくでもない感じだが、抑え切れぬ好奇心が彼を突き動かす。ナポレオンの英雄論が非常に格好良い。ぶれないサカモト。次の舞台はイングランンド。どんな物語となるかワクワクする。2019/03/27

流之助

16
近未来の「戦争を知らない最後の世代」が仮想現実世界で歴史上の有名な戦争に参加し、戦争のやり方を学ぶというコンセプトがものすごく面白い。主人公が配信者なのも、自己顕示欲が強くて怖いもの知らずな存在として必要だったのかも。英雄の持つ一面と配信者の持つ一面ってどこか似ている部分があると思うし。にしてもナポレオンがかっこよすぎてやばかった。2019/10/22

緋莢

12
AIと兵器の発達により、戦争における実際の戦闘行為が人間の手を離れた21世紀後半。しかし、人類初の文明退行「大断絶」が起こり、AIや兵器を含む多くの技術を失ったことで、人類は再び戦場に立たなければいけなくなった22世紀末。世界最大の企業「Angle社」を親会社に持つ大手民間軍事会社「WSEC」に就職した動画配信者の坂本哲平は、配属された先で「人が人を殺すという技術を、人が人を殺していた時代から直に学んでもらう」という事で、ナポレオン最後の戦争「ワーテルローの戦い」に 送り込まれることに…(続く2019/11/07

hannahhannah

8
『バンデット』の河部真道のSF漫画。2199年。Angle社傘下の企業に入社した主人公は仮想現実下で様々な戦争を経験していく。SFなんだけど、河部さんが歴史が好きなので歴史上の戦争が主要となる。ワーテルローの戦いでナポレオンが登場。この間読んだ『イノサン Rouge』にも彼は出て来たな…。『バンデット』の後半くらいからあった現代への皮肉なメッセージをこの作品からより感じました。2021/06/11

剛田剛

4
河部にはたぶん「余計な構成は考えないでいいからとにかく面白そうな戦争を描け」と言った方がよかったのだと思う。現代パートは伊藤計劃トリビュートなんかに載っていたらちょうど良さそうな世界観なのだけど、話の構成要素としてうまく機能しているとは言えない。明らかに戦場パートの方が筆が生き生きと躍っている。「バンデッド」を終わらせる判断をしたバカはいったい何を考えてんだか。2021/10/22

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