ふたりソロキャンプ（１）

著者名：出端祐大【著】

講談社（2019/03発売）

• ISBN：9784065149058

内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/5/7～2025/5/8】
オレは樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。それと同等に孤独な自分の生き方を愛している―――。…な俺が！　ひょんなことから草野雫20歳という小娘に出会い、ふたりでソロキャンプをするはめに！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちびbookworm]

★3.5.TVか雑誌化何かでコロナ禍のキャンプブームの”火付け役”とも聞いたことがある。1巻は2019発売〜なので、コロナ前からのキャンプ熱がじわじわ上がってきてるあたりの発刊。◆主人公はちょっとこだわり強めのベテランソロキャンパー（年齢以上の”親父”感。中身は実際50代くらいじゃないか？）。青年誌にありがちなハプニングから、ソロキャン初心者の雫に、ソロキャンを教える羽目になるというストーリー。◆1話目の設定を我慢すれば、キャンプの雰囲気を楽しめる良書。巻が進むにつれ、ストーリーもキャンプ飯も充実する

2022/08/27

[しまふくろう]

なんとなく買い。絵は上手くて良い。やはりこういうジャンルは背景が上手いと見栄えがするなあ。おっさんが渋いのも大変宜しい。　物語はソロキャンプが趣味のおっさんが成り行きで助けた女性に付きまとわれる話。強引な女の子におっさんがだんだん絆されて行くのが面白い。　続きが楽しみ。

2021/09/01

[イーダ]

キャンプは大勢でやっても楽しいですが、独りでやるのも良いものです。こうなると喧噪が本当に煩わしくなる。静かな所で星を見ながらコーヒーを飲む。あとは焚火さえあればそれでいい。こういうの大好きですが、こんな女の子が紛れ込んできたら確かにうっとおしく感じるかも。でも、キャンプのことで慕われたらそれはそれでかわいいものでしょうね。あーいいなーこういうの。

2019/04/22

[しぇん]

一人で自然、焚き火を満喫する荘厳な始まり方……から、トラブルで出会った女の子との、二人でソロキャンとよくわからない方向に。画力が凄いので、自然の満喫と食事が美味しそうと凄く楽しそうに見えますね。ただ、この前読んだ未亡人登山と主人公の方向性が被って見えたりしますね。あと、見たこと無いので自分には判断出来ませんが、ゆるキャン見た人とかどんな感想抱くのか気になります

2019/03/23

[JACK]

☆ 都会の喧騒を避け、一人でキャンプを楽しむ34歳の樹乃倉厳。他に誰もいないキャンプ場で過ごす彼の元に現れたのはソロキャンプ経験なしの草野雫。陽気な彼女はベテランの厳にキャンプの事を色々教えて欲しい、程々に近い場所でそれぞれ「ソロキャンプ」しませんか、と提案する。しかし、孤独を楽しみに来ている厳には彼女の提案は身勝手で迷惑なものだった…。絵がキレイで自然の美しさが感じられますし、キャンプのノウハウや美味しそうなレシピが紹介されていて役に立ちます。厳の面倒くさいキャラクターも雫の可愛らしさも魅力的です。

2021/01/05