内容説明
快適おひとり様夏休み計画を立てた俺だったが――「一緒に遊ぶ予定を立てましょう!」なぜかベタ惚れな白星有栖のせいで崩壊の危機。こうなりゃ最後の手段、リア充イベントBBQで協調性のなさをアピールしてやる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
18
★★ 個人的に今巻はそこまでだったかなという印象。自分が今巻でスポットを当てられる白星にそこまで合わなかったところとそれに比例して既存のヒロインズの出番が減ってしまったところが少し不満だったかなと。2020/02/22
ツバサ
18
夏休みに入り、自分の世界に浸る姫宮が羨ましい。自分もそんな確固たる意志があればと思わずにはいられない。様々な思惑でリア充のキャンプに参加しても周りに配慮せず、ただ悩んでる遠藤にアドバイスを送る姫宮のカッコ良さが光った。ラブコメに入るか否か。2019/12/20
わたー
17
★★★★★待ちに待った夏休み。普段はできないことを満喫する、おひとりサマーバケーションを企画する姫宮の前に、2巻に渡り雑な扱いをされてきた恋する乙女が立ちはだかる。しっかし、ブレない。このブレなさがだんだんとクセになってくるから驚きだ。カラオケやキャンプなど、リア充の巣窟に放り込まれても我を貫き続ける彼の姿がカッコよくさえ見える(錯覚)でも、私が一番印象に残ったのは彼の読書観。本は読むものではなく考えるもの。至言である。ひとつだけ不満があるとすれば、水着のカラー口絵がなかったことだろうか。2019/03/21
真白優樹
13
夏休み、お一人様で満喫する予定を立てる春一がかつて助けた少女、有栖に予定を粉砕される今巻。―――一人は至高、だからそっとしておいてくれ。 適切な距離とか関係なく無遠慮に距離を詰めてくる有栖。そんな彼女に振り回されリア充のイベントに参加する事になる今巻。どんな集団行動の中でも自分らしく。そんな春一の哲学が今日も冴える巻であり、華梨達との距離に少しの変化の兆しが見える巻である。夏の終わり、そこで炸裂するのは零れた彼女の本心。果たして不意の一言の波紋が巻き起こす影響とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/03/24
げんごろう
11
おひとりサマーバケーションをエンジョイしようとする春一ですがそうは問屋が卸さず。新キャラ有栖はなんというかお花畑がよく似合いそうな女の子でした(笑)彼女が掻き回してくれたお陰でヒロイン達との関係にも変化がありそうですし、次巻も楽しみ!2020/01/16