角川文庫<br> 水木しげるの異界探訪記

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角川文庫
水木しげるの異界探訪記

  • 著者名:水木しげる【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2019/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041078693

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内容説明

古代霊と目玉の親父の導きで、武良家のご先祖様を訪ねて隠岐から鎌倉時代へ。生まれ故郷の境港から戦国時代・古代出雲へと旅する中で明らかになる水木しげる・日本人のルーツ。ニューギニアの夢を通して戦地の記憶を呼び覚まし、そこもまた故郷だったと知る南方編。番外編として水木しげるの死生観が描かれたお葬式編、国譲りの真相を探して歩く古代出雲編を収録。時空を超え異界を旅する水木サンの源流とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

19
水木さんの世界ってきっと…どこでも妖怪ドアであっちの世界といつもつながっていたに違いない。どこまでも明るく、やさしく、敗残した者たちや忘れ去られた者たちを紹介する彼の作品にいつも魅了されます。2020/11/13

meow3

17
水木大先生が自分の先祖のルーツを調べつつ異界に迷いこむお話。戦国時代や古代出雲までさかのぼってタイムスリップする、ってこの方の場合本当に体験してたんじゃないかと思えてしまう。奥さんや娘さんだけでなく編集さんや京極夏彦先生まで登場してます。2019/06/12

らい

10
古代出雲おもしろいなあ。クマソにしてもそだけど、大陸からの流れとヤマト王朝からの流れが入り組んでるわけね〜。もっと掘り下げたところには南方からの流れもありと。起源に興味を持つということがどういうことかわかってきた最近は、水木さんの作品が楽しいなあ。自虐的な絵や視点が軽快で、また楽しい。2020/08/24

きゅうり

6
時空を超えて霊とも妖怪ともお話しちゃう水木先生ステキ。古代出雲みたいにニューギニアみたいに天国みたいな暮らしがしたーい。国譲りの真相はどうだっだろうか?古事記や神社のこともっと知りたくなった。2020/12/11

じょり

5
水木サンが目玉親父とともにご自身のルーツと日本人のルーツをたどる旅。南方編は戦時中の体験談を読んで感じたようにあのころ過ごした南方の生活が大好きだったんだなぁと思った。2020/01/28

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