内容説明
冒険者が集まる街――アルディアナ。とあるパーティーの一員である魔法使いの青年カイルは、魔法能力の低さから仲間の足を引っ張り続けていた。その結果、幼馴染みでもあるリーダーのレオからパーティー追放を言い渡されてしまう。慣れ親しんだ仲間を失い途方に暮れていたカイル。そんな彼の前に赤い髪、赤い瞳の少女レミアが現れて……「妾のパーティーに入るがよい!」誘われるがまま彼女のパーティーに加わることにしたカイルだが、この出会いが、彼の真の能力を解放させることに――! 秘められし黒き力で仲間を守り抜く、新米パーティーの冒険譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へるぷまん
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★★★★☆ 幼馴染みのリーダーから戦力外通告を受けパーティーを抜けたBランクの魔法使いのカイル。レミアに誘われ新たなパーティーで活躍していく物語。追放されたけど実は……な系統の作品。 中盤危機に陥り覚醒により爆発的に魔力が高まった様だが、その後の戦闘が物理だけなのか戦闘詳細は語られていない。タイトルからして一般的な最強魔法使いは無さそうだけれど、覚醒による弱かった魔法への影響の有無はどうなのでしょうか。カイルの使い魔となった幼い竜ルゥの存在感が薄過ぎたので、今後はもう少し活躍の場を与えて欲しいですね。2019/07/13
くま吉
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★★☆☆☆ 主人公は魔法使いとしての才能が乏しく幼馴染からも見放されとうとうパーティーから追放されてしまう。しかし、主人公は魔法使いとして才能はなかったがそれ以外が規格外だった?! 最近流行りの追放系チート。定番の物語の冒頭の展開にワクワクするのだが、あっという間に最強に上り詰め展開の速さに、えっ?となる。致命的なのは追放系なのに主人公の非常に人工物っぽいいい人設定のために巻き返し、復習要素が皆無な点。所謂ヘタレ展開。主人公が強すぎてヒロイン達が意味がないものマイナス。冒頭が面白かっただけに残念。2019/03/11