内容説明
帝国軍、勇者のパーティー、魔王軍、魔法学校、それぞれ所属していたところから追放された男たちが偶然出会い、種族の壁を越えて最恐パーティーを結成。
困難なクエストを楽々クリアしたり、名のある賞金首や怪物を気軽に討ち取っていると、噂を聞きつけたかつての仲間や女たちが涙ながらに謝罪し、連れ戻そうとしてくる。
そのたびに男たちは叫ぶ。
「今さら手のひらを返してんじゃねぇ！」
不遇な人生を過ごしたがゆえに、その日その日を自由に生きようとする男たちが世界を揺るがす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
10
イラストレーター買い。表紙も挿絵も宜しかった。 物語はいろいろな事情のはみ出し者四人が出会い一緒に冒険へ出ようという話。この巻は序章みたいな感じ。ジオの悩みを豪快にぶった切るガイゼンが格好良い。 チューニの技名の拗らせっぷりも面白かった。 次巻が楽しみ。2019/01/15
真白優樹
5
様々な組織からそれぞれの理由で追放された男達が偶然にも出会い、パーティを組んで世界を揺るがす物語。―――縛るものなく心のままに。そして彼等は伝説へ。ヒロイン描写一切なし、あるのは男達のむくつけき熱い友情と魂の交錯のみ。だけどそんな彼等の心から楽しそうな自由なふるまいが何よりも熱い物語であり、変わり種に見えて王道に真っ直ぐな、煮詰めたように濃厚な男成分が摂取できてしまう物語である。この物語は是非続くべきである。結成されたパーティは今度はどんな騒動を巻き起こすのだろうか。 次巻も早く読みたいものである。2019/05/13
マスクX
0
差別を受けてきた半魔族が認められ出世していくサクセスストーリー。が全てを失いたった一人に。草原で黄昏ていると裏切られ、疎まれてきた3人の男たちと出会う。彼らの素性、能力は世界最高峰のものだった。4人は世界で遊ぶためにチームを組む。そこに過去のアレコレが追っかけてきていた。推しは魔法チートのチューニでした。名は体を表すといわんばかり中二病のネーミングセンスを誇る彼の逆転劇はこれからの成長が楽しみです。とよりもキャラクターの名前が覚えやすいというか、キャラまんまだし。一番のネーミングは、『ターミニーチャン』2022/03/18
