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内容説明
「他人の評価が気になって仕方がない」「言いたいことがあるのに言えない」「つい相手の意見に流されてしまう」「どうしてもあの人のことが許せない」……。本書はそんなあなたのための、自分を明るく信じて変わる勇気がもらえる一冊です。私たちは「性格は変えられないもの」「過去は変えられないもの」と思いがち。でも、そんなことはないのです。“性格も過去も変えられる”と心理学者のアドラーは言います。“性格はライフスタイルを変えれば変えられるし、過去も自分で意味づけを変えれば変えられる”人生は自分の心の持ち方次第一瞬にして変えられるのです。「ブレない」自分軸を持ち、人生を思い通りに生きるためのヒント・考え方が満載の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ🍀
133
急がなくていい。やりたいことをやろう。…ベランダを眺める。適した場が揃うまで、植物は発芽しようとしない。寒さや乾燥などの危険を感じると、植物は葉を落として時を待つ。動かない植物はその状況を当然のように受け入れ、今できることを選択する。春が来ても眠り続けるものもいる。その理由を聞いてみたい。何か落ち度があったのか。まだ種は生きているかもしれない。来年は芽生えるかもしれない。水を与え続けてみよう。…そんな日々は幸せである。植物は目の前で体現してくれている。生きるために大切なことを数えきれないほど教えてくれる。2020/10/01
ぱんにゃー
133
【当たり前】 『アドラーが講演した際、ある人が「みんな当たり前の話(コモンセンス)ではないか」と言った。アドラーはこう答えた。「それで、コモンセンスのどこがいけないのか」』 / アドちゃんの当たり前を、桑原さんは力強く解釈してくれています。 『決して自分をあきらめない』 『自分の力で変えられるから、人生は生きるに値する』 2016/02/25
江口 浩平@教育委員会
31
【心理学】教員という立場で子どもたちの前に立つ一人の大人として、アドラー心理学ほど前向きでモデルになるものはないと思い、手に取った一冊。ブレない自分というのは、変化しないということではなく、むしろ意識的に変化していくことだったり現実の変化に対して素早く反応していくことなのだということが印象に残った。不完全でいいから取り組んでみる。失敗したらそこで誤っていることを明らかにして、次につなげていく。自分であれ子どもたちであれ、そういうスタンスで取り組んでいけたら勇気づけられることが出来るのだろうなと思う。2019/10/27
MOCCO
12
読みやすい。名経営者の言葉を集めた本も書いている著者なので、そんな名言も散りばめられている。ちょうど失敗に悩んでいたところなので、「心のもちよう」の良い先導になった。2016/03/25
ふるかねこがね
5
アドラー心理学の入門に。心理学っぽく無いなと思ったが、それは私が過去を探るタイプの心理学に慣れていたせい。心理学にもいろいろとある。 アドラー流は未来を切り拓く心理学。 一瞬で激変はしない。その鍵を手にすることはできる。 あとは、未来へ歩み、作っていくばかり。2017/07/26