―<br> 異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画

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異世界の沙汰は社畜次第 聖女召喚改善計画

  • ISBN:9784047355385

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内容説明

ある日、聖女召喚に巻き込まれて異世界転移してしまった近藤誠一郎、二十九歳。経理課課長補佐として昼夜問わず働き続けて社畜根性の染みついた誠一郎は、異世界でも「仕事」を要求。しかし、与えられたのは「とんでも予算申請書」に判を押すだけの簡単なお仕事。『横流し課』と呼ばれる王宮経理課のヌルい仕事に誠一郎は大激怒! 経理課の立て直しに乗り出した! そんな日々で誠一郎が手に入れたのは『疲れが吹っ飛ぶ栄養剤』。胃が痛まない! 片頭痛がしない! 首肩腰が痺れない! もっともっと働ける!! 異世界すごいと感激した誠一郎だったが、異世界の栄養剤はとんだ副作用をもたらし命の危機に! 魔力ゼロの誠一郎が助かるためには「魔力のある人」に『挿入してもらう』必要があり……。「助かるなら」とあっさりと状況を受け入れた誠一郎は、眉目秀麗で寡黙な美丈夫・第三騎士団長アレシュ(♂)に身をゆだねるのだが――。意思疎通皆無、捧腹絶倒社畜BL。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

27
聖女に巻き込まれ異世界に召喚されちゃった社畜さん。願いを聞かれて答えちゃうんだよ、「仕事をください」。淀んだ目と目の下の隈が標準装備の主人公、王宮の経理課で言われもせんのに「国の財政立て直します!」と仕事三昧死にかけて年下の騎士団長『氷の貴公子』様にお世話され… 面白かったー!2019/03/31

ヨル

15
BLです。ノベルも漫画も面白い。社畜無双というか効率厨仕事中毒の主人公が異世界の人々を巻き込みながら怒涛の改革をなしていく話(勝手にやっているだけで必要とされている訳ではない)。うまいなぁ、テンポも良いし、トキメキ要素も笑いも説得力も完備した美味しいデザートのような空間です。三浦しをん作品みたいなオタクとか研究職とかの変人が愛しく思えてしまえる世界観。大好きです。2024/01/05

とすたん

11
おもしろかった〜。まきこまれて異世界に飛ばされた社畜な主人公が、働かなくてもいいのにガンガン経理で働いちゃうお話。目の下濃い隈もちの主人公の世話をやく、保護者(小うるさめ)な騎士団長さまの見た目はネコ科、中身はワンコな感じも大変好みでした。ラブ度はかなりあっさりめ。2019/04/12

RIN

8
久しぶりに実にラノベらしい本を読んだ。やっぱり話し言葉を文章化すると違和感があるなと思いつつ、内容は異世界転移のお仕事BLというてんこ盛りな設定。正直、社畜社畜うるせえし世間知らずの夢見る聖女様もウザいと思っていたのだが、甘味の薄いBL小説好きな私としては、このぐらい人生の主軸に恋愛が鎮座してない話の方が好み。終盤で近藤の有能さが爆発するのも大変良かった。ただ、この話で一番重要なのは宰相と国王が賢く常識人である事だと思う。これで何故財政が荒れるのか謎。とりあえずアレシュはもっと仕事した方が良い。2021/06/22

おもち

8
主人公が社畜すぎて、なんか泣ける。 ここまで酷くはなかったけど、私も休日にやることなくて職場行って働くとかやってたわ(゚A゚;) 主人公は至ってマイペースなんだけど、大人だから私情で思うことがあってもまぁいっかと流してしまうから もっと自分のこと大事にして〜!!と言いたくなる。 攻めの彼はいつ主人公のこと好きになったのかが分からなかったけど、飽きずに面白く読了。 2020/11/08

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