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内容説明
あらゆる企業や組織の中で価値あるデータが、新しい時代のために十分に活用されないまま大量に眠っている。さまざまな情報システムの中枢をなすRDBに保管されてきたデータはもちろん、日常使われるワープロやPDFの文書、ネットのWebページなどのデータもそれぞれの目的に応じて囲い込まれていると言っていい。これらを解放してAIやブロックチェーンで活用できた者は、第4次産業革命の勝者となる。そのためにはデータの生成から変換、管理、流通までのプロセス全体を円滑に回すことのできる、デジタル時代にふさわしい新しい「データサイクル」を実現することが欠かせない。その鍵は、AIなどの機械がそのまま理解することのできるデータの形式を採用することにある。そこで今、オープンな国際標準に基づくXMLデータ形式による低コストで柔軟なシステム作りが、あらためて注目されている。本書が提唱する革新的なXML自動変換技術によって、企業や組織は最強のデータ戦略を手に入れることができる。
目次
序 章 なぜ「動かないAI」が続出するのか
第1章 第4次産業革命とデジタルトランスフォーメーション
1-1 第4次産業革命で何が起こるのか?
1-2 構造化データと非構造化データ
1-3 デジタルトランスフォーメーションを阻む壁
第2章 XMLルネサンス(再興)の必然
2-1 そもそもXMLとは何か?
2-2 XMLが抱えていた課題
第3章 新たな世界を開く XMLの自動変換技術
3-1 XMLの自動変換技術に求められる4つの機能
3-2 XMLデータを効率よく大量生産
第4章 XMLの自動変換技術、ポイント解説―第4次産業革命を導くデータの在り方とは
第5章 XMLデータ活用で業界は一変する
5-1 医療業界―大きな変革のポテンシャル
5-2 金融業界―XML化の先に待つインパクト
5-3 法務業界―AI連携へデータ化が緊急課題
第6章 データ志向で描く デジタル国家像
6-1 「eジャパン戦略」「電子政府」の教訓
6-2 医療の技術とサービスを飛躍的に向上させる
6-3 「書面文化」から一気に逆転を図る
第7章 「データの解放」へ時代が動く
7-1 潮流の変化を捉えれば見えてくるチャンス
7-2 データ革命の覇者となるために