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内容説明
(※この本はアフタヌーンKC『インハンド 紐倉博士とまじめな右腕』新装版です。) 殺人ウイルスの感染拡大、人身売買事件、そして遺伝子診断会社の役員の事故死――。医療事件や扱いが難しい事件を調査する、内閣情報室の健康危機管理部門。アドバイザーを務める義手で天才、変わり者の寄生虫専門家・紐倉 哲が、事件解決のために奔走する!前作『ネメシスの杖』で、圧倒的な読み応えと緻密なミステリ・サスペンス描写が話題を呼んだ意欲作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
12
殺人ウイルスの感染拡大、人身売買事件、そして遺伝子診断会社の役員の事故死―。医療事件や扱いが難しい事件を調査する、内閣情報室の健康危機管理部門。アドバイザーを務める義手で天才、変わり者の寄生虫専門家・紐倉 哲が、事件解決のために奔走する!2016年に掲載されていたというこの作品。この段階で新型のコロナを取り扱い、無症状患者がウイルスをばらまく展開が鳥肌もの。私ももう少し老いたら、若さへの執着が生まれるんだろうか…いや、ないな。2019/11/12
粋
7
阿里出てない…。代わりに高家登場。なんだかんだと言っても高家のこと気に入ってるのね(笑)第一話を読んでいると、コロナもこんな風に抑え込めなかったのだろうかと思ってしまう。病気も怖いが人間の方がよっぽど恐ろしい。2021/04/05
nas
6
どれも良かったけど「ディオニュソスの冠」が一番好きだな。やっぱアウトブレイクって面白いわ、でも考えたらあんまりないテーマな気がするな、デリケートな部分で手を出しにくいってのもありそうだけど。2020/12/14
ちはや
6
何故か1巻の女性とのコンビものになるのかと思ってたら、2巻で出てきた元医者とのバディものだった(笑)それ大丈夫なの?って行為をやってる紐倉先生。下手すりゃ犯人扱いされそうなこともやってるし、それ軽犯罪ですよ!ってこともやってる。目黒の寄生虫博物館、行ってみたいなと思ってたとこだわ。2019/05/02
とんかつラバー
5
コロナ流行前にスーパースプレッダーについて描かれているのすごすぎる。あとのテーマは輸血で不老不死(最近効果なかったって発表されてなかったっけ?)アメリカのセレブ御用達の健康(美容)医療ってトンデモなのが多い。血液クレンジングとか2021/02/28