内容説明
京師(みやこ)、鬼市巷にある茶房「洞天茶房」は天界の底に通じている。茶房の主人で科挙の受験生でもある李子春は、天界から女仙さまと一緒に堕ちてきた美麗すぎる花仙の梅鬼と牡丹郎とともに、あやかし退治をすることに!? 李子春の「骨」に惚れながらもクールでストイックな梅鬼と、この世とあの世を面白おかしく生きたい快楽主義の牡丹郎に挟まれて、李子春の日々は愉快痛快にあやかしまみれ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
25
鬼市港にある洞天茶房は、天界から堕ちてしまった女仙一行を人知れず匿っていた。主人である子春は科挙の受験を目指す15歳で、仙骨の持ち主。人界の雑気に宛てられた女仙 は豹変し、神気を失ってしまっていた。神気を取り戻してもらうべく、妙薬の材料となる陰気を手に入れるべく、花仙たちは洞天茶房の給仕に怪奇退治=陰気搾取に楽しく?働いている。2013/09/17
桃水
9
2010/12お茶の話っぽいタイトルに衝動買い。 サブタイトルに「美男の供す~」とあるのでもしかしてBLぽい?のかと少しばかり心配しながら(笑)読みましたが、茶房(喫茶店)のお兄さんたちの妖怪?退治ものでした。2010/12/26
miho
1
天界から堕ちてきた梅鬼と牡丹郎と一緒に働いている茶房の主人、李子春。近くの店の萬福麟がいつも子春に嫌がらせをしてきてるけど、手下も含めて頭悪すぎて(笑)日々、嫌がらせを受けているのに、子春は福麟のことを「友人」と呼んでいるのはお人よしだし、良い性格だなって思いました。萬福楼は胃にもたれそうで絶対に行きたくない店だけど、洞天茶房は行ってみたいな~。居心地よさそう。梅鬼たちは天界に帰れるのかなぁ?帰ったら、茶房はどうなっちゃうんだろう?最後、幽霊の女の子、良かったです。2022/01/25
楓
1
満腹坊ちゃんに良いところがあったらよかったのに。2011/12/26
こんこん
1
どこかつかみどころ無く。飄々というよりはふわふわ。2011/05/11
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