フラワーコミックス 金色ジャパネスク～横濱華恋譚～（１）

著者名：宮坂香帆【著】

小学館（2019/03発売）

• ISBN：9784098703968

内容説明

日本×西洋ヒロインの明治レトロ・ロマンス

時は明治――文明開化で栄えた港街・横濱。
16才の茉莉亜は、父譲りの金髪と碧い眼を隠して生きてきた。
その異端の外見は、周囲の人から嫌厭され、差別を受けるから…

異国に帰ってしまった父、目立つなと厳しく躾ける母…
憧れの女学生を横目に、俯いてやり過ごす日々。

しかし、名士・黛家の子息である麟太郎に本当の姿を見られ、思わぬ言葉をかけられる。
「おまえ…人魚姫みたいだ…」

その日から茉莉亜は、身分も、出自も越えた世界に飛び込んでいく――！

時代を彩るニューヒロインの、絢爛華麗シンデレラ・ロマンス！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かおりんご]

漫画。明治時代もの。ハーフの女の子が、自分を偽って生活している。そこに、金持ちイケメン君が、ヒーローのごとく登場するのだけれど、次を読みたくなる気持ちにはならなかったです。

2020/04/05

[punto]

なんでこの子は漢字が読めないのか謎です。金髪の人魚姫はとてもきれいですが、水で落ちる毛染めはやめた方がいいと思う。白髪隠し用とか需要はあるから、水で落ちないものもあるはずでは。

2019/03/16

[kenitirokikuti]

TSUTAYAにて。オーソドックスなシンデレラストーリーである。ただし、作中で引用されているのは人魚姫だ。ヒロインは異人さんの現地妻の娘で金髪碧眼。髪は黒く染め、目は前髪を重く伸ばして隠している。貿易商のボンボンは外国人と交流あるので彼女を「鬼」扱いしない、てなところ。

2020/06/23

[うえさん]

Kindle無料お試し。ハーフで金髪碧眼のため目立たないように暮らしている茉莉亜とお金持ちお坊ちゃんの麟太郎のお話。薔薇色ノ約束と同じくらいの時代設定でしょうか。見た目の問題はもちろん、身分差なんかもありそうですね。茉莉亜のお母さんも茉莉亜が嫌なわけじゃないんだろうけど、なかなか上手く行かない母娘関係がもどかしい。茉莉亜の出生についてなどもこれから明かされるんでしょうか？DMM

2019/12/11

[チューリップ]

薔薇色ノ約束と同じく時代物なんだなあと思って読んでみたけどこっちの方が私は好みかも。髪と目の色で異人の子と言われてしまう為髪の毛を染めて目元を隠して生活していたマリアだけどそんな自分を綺麗だと言ってくれる麟太郎と出会って変わって行くみたいな話。マリアの外見もだけど身分差ものでもあるのでどう進展していくのか気になる。

2019/12/04