内容説明
人生に痛みはつきものである(No Pain、 No Life.)。これまで、痛みは単純な「感覚」として理解されることが多かった。しかし、現在では喜怒哀楽に並ぶ「感情」としてとらえ直すパラダイムシフトが起きている。本書では、脳科学の進展に伴って蓄積されている痛みに関する最新のエビデンスを紹介するとともに、癒しや鎮痛の問題にも科学的にアプローチし、痛みと共生していくにはどうすべきかについて考えていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
陽子
38
私は数年前に怪我を負い、長い間強い腰痛に悩まされた経験から、本書に興味をひかれて手に取った。本書は麻酔科の医師として、痛みを脳科学的に分析し、当事者や医療者の立場など多角的な視点で「痛み」を分析しており、非常に興味深かった。著者は「痛み」とは「苦悩的な感覚および感情体験である」と記している。痛みというものは感覚でありながら、精神に大きく影響をもたらすものであることの実感があり、共感や納得できる部分が多くあった。特にリラクゼーションの重要性は共感できた。「痛みに強い脳をつくる」の最終章は興味深かった。2023/06/03
ざっく
9
痛みは感覚ではなく感情、と言い切れなくても感覚に加え、感情の要素も含まれているのだろう。トレーニングを数年続け、最近は痛い箇所がないことがない。どこかが痛くなるように感情が作用しているのだろうかと思うと悔しい。痛い箇所、感覚を言語化してみると思ったより難しい。本書にあるように、毎日の痛みの感覚を言語化する作業を続けていけば、痛みの改善につながっていくのだろうか。2025/06/03
takao
3
ふむ2024/05/27
K
1
(2023,141.2)痛みは感覚ではなくて感情、コントロールできるという視点の本。確かに新しい。痛みは気から、とでもいえばいいのか。「痛み止め(薬)」では解決できないことに気づくこと、痛みはゼロにはできないこと。運動療法は、いわば、めんどくさいのはダメ=世の中に多く出回るストレッチ本の弱点はそこだ=長続きせず、覚えられず、いろいろ考えたり数えたりしないとできないストレッチはダメなんだ。シンプル、自由、覚えやすいストレッチ。それと散歩。手始めに痛みを10段階で表すことからやってる。初日7昨日6今日52024/10/25
とも
0
痛みを第五の感情として心理学的アプローチで研究した内容。痛みの定義が近年変わっていたことに驚いた。どの章も興味深い実験と結果があり、とても楽しく読めた。生理学的手法を用いた心理学実験本としても楽しめる。とても良い本だった。2023/11/03
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