内容説明
モフモフで最強の聖獣・ルーに出会ったある日、伯爵令嬢セレフィオーネは自分が元日本人のアラサー女子であることを思い出す。
「異世界転生、しかも私が悪役令嬢――!?」
チートな魔力がバレたら破滅エンド確定。
ところが逆に魔力を好まれてルーとうっかり『契約』してしまう。
このままだとヤバい、ならば鍛錬をして冒険者を目指しちゃえ!
チートを隠してギルドの仕事を請け始めたセレだが、まさかのヒロインと遭遇してルーを奪われそうになってしまい……!?
※本作品の電子版には本編終了後にカドカワBOOKS『私はおとなしく消え去ることにします』（著：きりえ）のお試し版が収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
33
おもしろかったです。異世界転生もの。設定そのものはテンプレですが、話運びのテンポが良くキャラも魅力的で引き込まれて読みました。ヒロインが大変前向き、ですが先を知るが故の諦念もあり。モフな聖獣さんが、ゲームのシナリオルート通りにヒロインに惹かれそうになった時、それを瞬時に理解し、聖獣さんのためを思って手を離すことを決めたヒロインの姿にジンときました。文章もしっかりしてて読みやすかったです。惜しむらくは、最後にエピソードが詰め込まれてて端折り気味だったこと、内容的には続刊がありそうな終わりだったことです。2019/03/06
しまふくろう
19
表紙が可愛くて購入。挿絵も可愛かった。 物語はファンタジー恋愛小説の世界に転生してしまった主人公が破滅の運命を変える為に奮闘する話。回避の方法として別の人生を選択しているので、元の小説のストーリーや登場人物にはあまり関わらない。 悪役に見初められたりパートナーの聖獣を奪われそうになったりと原作の強制力らしきものが存在するので、この世界にも何か秘密があるんだろうか。 2019/02/20
TAMA
11
お兄さんがそのスペックで、家は妹が継ぐことが決定していて、だれも何も言わないってところに驚いた自分にびっくり。田舎の人間、反省。でも、嫁に来いって望まれてるんだ。そこらへんも誰も何も言わない。自治領なんかな？気になる。なんにしても小説ヒロインがストーリーを進めて「悪役は悪役でしょう」なところがあららー。この際ヘイト積み上げて気持ち良くザマアされてください。2019/07/10
ろびん
6
子犬サイズのホワイトタイガーとかめちゃくちゃ可愛いに決まってるよなあー。2020/05/12
朔夜
5
★★★★2019/05/04
