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内容説明
紅と了が引っ越した家に、けむりとともにあらわれた人たちが、天井うらの空間に住みついてしまった。両親には見えない、時代おくれのふしぎな同居人だ。紅はしぶしぶと、了はよろこんで友だちになったけれど、きみょうなことを、つぎつぎ起こすこの人たちは、いったい何者なんだ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
59
成長と共に見失う”当たり前”の再認識。山の神秘蔵の水が齎す「苔⇒根(不可視)⇒花⇒根(可視)」のサイクルが、それを暗喩。伏線も丁寧に1つ1つを回収し、トイレの言い伝えや注釈なども踏まえたオチ。姉弟が自らの根っこを提供する件、結末は読めていてもぐっとくる。創生と破壊を踏まえた再生・共生。読み手の年齢に合わせた論旨と表現で整える。児童文学の醍醐味を、久しぶりに堪能。学びにもなりました。2024/05/10
どあら
25
図書館で借りて読了。実家へ帰ったら、天井ばっかリ見ちゃいそうですー(^O^)2020/02/17
どら母 学校図書館を考える
15
勤務先の本 面白い。2017/12/16
はるき
12
新装版にしてくれてありがとうございます。さあ、子供たち、読んで読んで!良作は古びない。2016/02/09
ベルガモット
10
柏葉さんの名作と呼ばれる作品全然読んでないなあと、夏休みに子供と一緒に読もうと思って手に取りました。山の中の古い家に家族で引っ越してくるところから始まり、不思議な生き物達に出会い…自分の生活範囲内で起こるドキドキは子供も共感しやすいかも。出てくるキャラクター達が個性豊かだし、大人でも楽しめました。忘れていたものへの感謝の気持ち、うん大事ですね。2017/07/26
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