- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
本書は、ビジネスマンが成長の壁を突き破るための1枚の図の紹介から始まります。
その図は、ビジネスマンが長期的に価値を発揮し続けるためには「3つのシフト」とそれらの連動が必要であることを示すものです。
■ビジネスマンに必要な3つのシフト
1.「問題解決能力」から「問題発見能力」へ
2.「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へ
3.「勉強する」から「学問する」へ
著者は、シャープ株式会社で経営再建に携わった後に大学教員(准教授)となった陰山孔貴氏。
ビジネスマン時代の体験を起点にして研究を進めるなかで見えてきた「経営者の頭の良さ」の正体とそれを手に入れる方法について、経営学の文献や資料、インタビューした経営者の方々とのエピソード、自身の体験談などを交えて解説しています。
■内容
序章 経営学はビジネスに役立たない?
第1章 「問題解決能力」から「問題発見能力」へのシフト
第2章 「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へのシフト
第3章 「勉強する」から「学問する」へのシフト
第4章 「学問する」組織へのシフト
巻末付録 読んでおきたい経営学の10冊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cocolate
2
「イノベーションの創出を妨げる4つの圧力」が言語化されているのを読んで、そうそう、そう思っていた気がした。 「顧客の声を聞く」というけど、顧客の意識している問題じゃもう遅い、顧客の潜在意識にある問題を聞くことができるなら意味がありそう。。。 ・学問すべし。2019/03/13
yin
1
学び続けることは大事。2019/06/06
青木健太
1
今の時代は、「予測不可能な時代」=「VUCA」 Volatility=変動性 Uncertainly=不確実性 Complexity=複雑性 Amibiguity=曖昧性 ビジネスマンに必要とされる3つのシフト 1.「問題解決能力」から「問題発見能力」へ →より多くのチャンスを掴むためにどの問題に対応すれば良いか見極めること 2.「テクニカル・スキル」から「コンセプチュアル・スキル」へ →物事の関連性を捉えて、点と点を線で結びつけること 3.「勉強する」から「学問する」へ →より統合的な取り組み2019/02/10
sho_kisaragi
0
タイトルからは分かりにくいコンセプチュアルスキルに言及している本です。アーキテクトというスキルは、カッツ理論でいうコンセプチュアルスキルに該当すると考えていて、それを裏付けるために書を読みあさっています。 経営学の観点ではありますが、抽象度の高いスキルのおかげで私のアーキテクト活動にも役立つことを多く学べました。 抽象と具体の概念そのものが「考える」という行為で、その行為自体がアーキテクティングに繋がり、その結果生み出されたものがアーキテクチャであると全てが繋がっていきました。2023/09/01
むにぃ
0
2〜3年前に読んだものを再読。既知の話も多かったが、それらを分かりやすく解説してくれてためになったところも多い。 大谷選手の目標達成表にあやかって自分のキャリア目標達成表も作ってみた。本書にもあったとおり埋めるのに苦労するが、やるべきタスクが分解されてとてもスッキリする。次の転職のポートフォリオの項目設定の参考にもなる。2022/05/08