内容説明
伝説の将棋棋士から一転、「ひふみん」として芸能界でバツグンの存在感を放つ加藤一二三。どんな場面でも、笑みを絶やさず、前向きに生きる姿勢の根本には、神へのゆるぎない信仰がありました。プロ棋士時代の最大のスランプを、キリスト教の洗礼を受けることで乗り越えたのです。将棋と同じように、「人生にも最善の一手が必ずある」と確信した瞬間だったといいます。自分なんてどうせうまくいかないと、落ち込んで苦しいとき、どうやって生きていけばいいのかわからないと、悩んで迷ってしまうとき、そんなときこそ、これからやって来る幸せを想像してみる。「あなたは、力の限りを尽くして、幸せを追い求めていいのです」毎日を明るく照らしてくれる、ひふみんからのメッセージ満載の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ライアン
11
ひふみんがこれまでのキリスト教からの教えを元にした生きるヒントのようなもの。語り口がソフトでちょっとほのぼのしてすっと入ってくる2021/02/21
sakase
3
いつも笑顔のひふみんは敬虔なクリスチャン。 現実のなかで理性を重んじながら生き抜いていく。 心が明るいといい言葉が出てくる。 人はよい意向をもってすればどの仕事も尊い。 相手を「裁こうとしない」。詮索はせずに、「進んで助ける」。 言葉はできるだけポジティブで優しく暖かなものを。 白髪になってもなお実を結び。 「気を引き締めていこう」この世には人々の幸せをはばむような動きが多いから。 単なるお人好しはこの世を渡れない2019/03/29
さくらんぼ
3
講演会も聴きにいったが、本とまったく同じことをおっしゃっていた。ブレない。全力でカトリック信者。ご本人はもちろん、奥様も立派な方なんだと思う。2018/12/15
Hideichi Sekiya
2
最善手とは将棋の指し手だけのことではなく、人生においても言えること、、、努力はいつかは実を結ぶのか?2018/12/27
Butterfly
1
とても読みやすく、しかし深く 時に自らを考えながら(反省も) 家族にどう思うか、尋ねながら 1日で読んでしまった。 おそらく、体調の悪い方も、手に取りやすいのではないかと思う。 ひとりで読むのも良いけれど、読書会や輪読会にも。2018/10/27
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