内容説明
「私、この人のために生まれてきたんだわ」時の花仙が王を見いだす百花繚乱の世。芸術の都・北煌では新たに咲いた蒲公英仙が、王を選べずにいた。焦る蒲公英だが、二人の太子――破天荒な礼苑、実直な叡春との出会いにより、花仙としての役割を自覚していく。だが、王不在の北煌に侵略の手が迫る。さらに瑞と東煌の王が三国同盟を持ち掛けてきて、蒲公英たちは決断を迫られ……!? 煌めく宿命の中華ファンタジー・第二弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
56
シリーズ第2巻。1巻目よりわたしはこちらの方が好きかも!甘さが高めというのもあるし、ヒロイン(蒲公英)の強さと弱さ、ヒーロー(礼苑)の強さと弱さが絶妙にハマった感じが良い。文字通り開花するさまは清々しく気持ちよかったです!結婚はできるけど、花仙は年もとらないし子どももできない…って、過去の誰かの悲恋フラグが立ちました。笑 シリーズ名のつけ方や、花仙が王を選ぶという設定などは十二国記っぽいですが、また違った雰囲気が味わえるので中華風ファンタジーが好きな方にはおススメしたいです^^2019/02/12
シュウ
5
同じ世界で別の国。型破りの人がこの国には必要なのかも。平穏では済まない時代の訪れが近づいている。2021/12/23
きよりん
4
ひさびさにビーンズ文庫を読みました。同じレーベルからでたあの”彩雲国”に似てるかと思ったら、全然、違いました。 ”花の仙人が国の王を決める。””王は天命” っていうあたりは、十二国記のようです。あっちは麒麟でしたが。 意外と面白くて、半日で読んでしまいました。2019/02/08
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