内容説明
50代、60代、70代こそ、人生の黄金時代。
個人がもっとも自分らしく生きることのできる、人生のハーベスト・タイムです。
――50代からはじまる「白秋期」に収穫の実りを得るためには、毎日とどう向きあうか。
誰もが避けられない3K問題(健康、経済、老後の孤独)と、どのようにつきあえばよいか。
86歳を迎える著者が、自らの実感を込めて贈る、人生後半の生き方のヒント。
【本書の目次より】
地図のない明日への旅立ち――まえがき
1章 白秋期は人生の黄金期――六十代からはじまる黄金時代
2章 たかがお金、されどお金――脱仕事主義のすすめ
3章 長寿は幸福に能わず――病院に依存しない生き方のすすめ
4章 ことわざの効用――巧言令色のすすめ
5章 孤独のユートピア――慣習の絆を断ち自由に生きる
エピローグ――あとがきにかえて
人生を、青春、朱夏、白秋、玄冬の四つの時期に分けて考えれば、白秋期とは五十歳から七十五歳あたりまでの二十五年間である。その季節を私たちはどう生きるのか。
白秋期は晩年ではない。フィジカルにはさまざまな問題を抱えていたとしても、いまの五十歳から七十五歳までの時期は、むしろ人生の収穫期ではないかと、私は思っている。――まえがきより
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
9
老いをどう過ごすかという本だ。面白い。2019/07/07
元気伊勢子
6
9月第1弾。虚しさを感じたので読んでみた。著者の言う白秋期は、まだまだ先ではあるけれど、白秋期を実り豊かなものにするために今から準備をするのは悪くないかも。2023/09/01
わ!
5
最近の五木寛之さんのエッセイには、達観した様な書きぶりのものが多い様に思える。これも古本屋で購入。自分ではかなり驚いているのだが、私もとうとう定年退職グループに入ってしまった。そして、そんな年代にうってつけの内容となっているのだ。白秋期とはかなり気取り過ぎた呼び名の気もするが、書かれていることは面白かった。そしてこれは本当に失礼な話なのだが、著者はもう亡くなられたものと思って読んでいた。この本が書かれた時点で86歳、そしてもはや8年前の本なのである。ご健在だと知って、本の内容以上に白秋期の励みになった。2026/06/16
とく だま
5
親鸞贔屓の五木氏は、楽に生きる智恵を手を替え品を替え書いている。だんだん、飽いてきたのか、響きにくくなってきた。全体的に自然に気楽にいろってことだけど、そこんところがなかなか割り切れんのよ (・・;)2019/11/29
田中峰和
5
白秋期とは60代、70代なので、団塊世代向けに書かれたもの。五木本人は既に86歳だから、男性の平均寿命を超え、いつお迎えが来てもおかしくない。血便が出ても医者に掛からない、医者嫌い自慢はいつものこと。死ぬときは死ぬという諦観は潔い。彼が言うように21世紀は少数の超強者が多数の弱者(下流階級)を支配する世界。令和の式典に集う若者たちは、階級社会を全く意識せず祝っている。白秋期の人々は戦後民主主義を受けていたので、平成の開始時には元号反対の人もいたはずだが、今回は全く見当たらない。五木の意見を聞いてみたい。2019/05/01
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