内容説明
30年に一度開かれる神聖な聖鼎杯（せいていはい）で
優勝することを王より命じられたエルマ。
しかし、王の腹黒い思惑に気づいたルーカスは侍女のイレーネとともに
エルマの優勝を阻止すべく立ち上がる。
聖鼎杯は聖女・聖剣士・聖術師の三部門。
監獄育ちのエルマならどの部門でも圧倒的勝利をしかねない。
英雄的活躍なんて「普通」じゃない！
お願いだから、優勝しないで!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
36
エルマって本当に大事に育てられたのですね。ちょっと大事さが違うところもありますが愛されて伸び伸びと(#^^#)。一般常識から離れることもありますが・・母親と同じ聖女様。無自覚ながらもルーカスを意識しはじめたエルマにルーカスは・・・(笑)。ハイデマリーのお腹に赤ちゃんが・・益々楽しみな続巻です2022/08/22
しぇん
15
Kindle Unlimitedで。謎だらけだった母親を更に盛る事で更にチートに…。ツッコミ役が大変そうだなと。腐要素は薄いけど濃くなられたら男性読者からすると困るからこの程度でいいのかなと2025/01/05
しましまこ
15
ハイデマリーママの過去とエルマ、まだそんな引き出しがっ！腐りきった親友とラブフラグをへし折られた王子、楽しいよ。唐揚げ食べな。2021/01/10
ホシナーたかはし
15
電車で読んではいけないと解っていても、手元に本が無く欲求にあがらえなかった私の落ち度。笑いがこらえられないwのと、エルマの無双に対し、ルーカスや他のキャラと一緒に本の外から突っ込みまくる、妙な作品。2019/01/28
すがはら
14
更に設定が盛られてきました。母親の方もただの魅惑の娼婦ではなかったのですね。いつもなら、登場人物の無双や全知が過ぎると飽きてしまうのですが、エルマは内面がポンコツで危なっかしいのでどんな能力を隠し持っていようと許せちゃいます。ルーカス王子良いわ。やっぱり苦労性キャラは好きだわ。イレーネと二人共に、どんなに信じられない光景を前にしても的確にツッコミが出来るまでに成長してくれて、エルマのそばに欠かせない人材となってくれました。ありがとう。2021/11/11
