内容説明
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本書での発達障害は、外来に訪れる人で圧倒的に多い、自閉スペクトラム症を念頭においています。彼らの中心的課題は「生きづらさ」。子どもの頃には気づかなかったけれど、社会に出てなぜかうまくいかない。そんな自閉スペクトラム症の特性を「コミュニケーションの障害」「同一性保持の傾向」「イマジネーションの障害」の3つととらえ、その現れ方と対処法をできるだけわかりやすく解説。本人だけでなく周囲の人に役立つ一冊です※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
20
発達障害とは主に自閉症スペクトラム障害のことを指す。いわゆるこうした少数派の脳の構造は進化の途上取り残された。産業構造の変化でスピードや効率やマルチタスクやコミユニケーション能力が仕事に求められるようになる中で、匠の技は無能というか役に立たたなさ加減が際立ってきたようだ。そういう意味で、障害というより事例といったほうが適切だ。昔はこだわりやコミユニケーション、臨機応変などなくても豆腐屋は豆腐屋で、卵屋は卵屋で買い物をし、働き方も分業されていたのだから。何もかも画一的になる昨今の時代が作った副産物だ。2025/06/22
ごへいもち
19
発達障害は少数派の脳、人間進化してきた過程で残ってきた、ある優れた脳のシステム2022/08/06
ヒラP@ehon.gohon
18
軽度の発達障害、健常者と日常生活をともにできる障害者の理解は難しいと感じました。 ほとんど個性として捕らえられてしまうところに、当事者の苦痛があるのでしょう。2023/04/25
Jas
5
図解もあって、分かりやすい。主にADHDより、ASDを扱った本。ASDについての、近年の考え方が反映されていて、参考になった。2020/06/07
伊崎武正
3
少数派の脳を持ち、定型発達に合わせたこの社会の中で生きづらさを感じている発達障害の人やその周囲の人に向けた本。コミュニケーションにおいて多数派と交われない違和感を感じる、感覚過敏、口頭での指導が頭に入りにくい、メタメッセージを理解することができないなど、これはまさに自分のことを解説してくれている本だと思い、救われる気がした。まだ発達障害や精神疾患の問題はそこまで十分に浸透してはいないので、周囲も「たんなる変な人」で片付けてしまうこともないとはいえない。本書の内容がもっと知られるようになってほしいと思った。2020/01/27
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