目次
1 微生物の秘めたる能力を発掘して利用する―微生物の遺伝子資源・代謝および代謝物利用(極限環境は遺伝子資源の宝庫である―極限環境微生物の遺伝子資源の利用;環境中の微生物がもつ遺伝子資源をまるごと利用する―複合微生物の遺伝子資源の利用;微生物の設計図を読み解く―微生物のゲノミクス;微生物のもつ基本的な代謝を理解する―微生物の物質代謝)
2 微生物がつくる物質を利用する―微生物の生体成分利用(代謝経路を人工的に修飾して物質を効率よく生産する―代謝制御発酵;省エネルギーで特定の物質をつくる―生体触媒としての微生物の利用;バイオコンバージョンによって効率的にビタミンをつくる―イノシトール;生活に浸透する微生物ポリマーの威力―バイオポリマー)
3 微生物のもつ機能をヒトの近未来の生活に役立てる―微生物の応用技術(微生物の光エネルギー変換システムを利用する―光合成微生物の利用;二酸化炭素から有機化合物を合成する―微生物による炭酸固定;微生物を利用して有限な化石資源から脱却する―バイオエネルギーの生産;微生物を利用して環境を修復する;微生物を利用して持続可能な社会の構築を目指す―グリーンテクノロジー;利用者にとって有用な遺伝子組換え微生物を作出する―遺伝子組換え体の利用)
著者等紹介
森田英利[モリタヒデトシ]
1991年岡山大学大学院自然科学研究科博士課程修了。現在、麻布大学獣医学部教授。学術博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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