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内容説明
ユーロ危機は南欧諸国 vs. EUコア諸国という構図で論じられることが多いが、本書は中東欧新規EU加盟国の視点から考察する。なかでも、自立的な経済発展の戦略をとったスロヴェニアの経験に光を当てた。著者は、移動の自由を保証するだけで貧しい加盟国で雇用を増やすことができないEUの政策は破綻したと主張し、財政連邦主義への前進が必要と説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロキです
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中東欧からユーロや経済を中心に解説した本。 「以下重要だと思う所を抜粋」 ☆マーストリヒト基準ー物価安定/財政/公的債務/長期金利/通貨の変動 ☆開発経済のトリレンマー金融政策/資本取引の自由/固定為替レート制 ☆マクドゥガル委員会報告 3つの統合段階 ・連邦以前の統合「GDP比2-2.5%」 ・ECレベルで公的なセクターをもつ連邦「5-7%」 ・ECレベルで大きな公的セクターをもつ連邦「20-25%」2021/06/29
